大学の9割以上がYouTube活用 ターゲット「志願者層以外」なのに効果アリの意外な理由
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私も拓大のwebオープンキャンパスで国際物流をテーマに簡単な体験授業を行っています.↓から見られるのでもしよかったら…ということで.
https://www.takudai.jp/event/opencampus/
確かに大学のブランディングという面で,研究・教育をこういう形で社会に還元していくのは重要です.また,意外に強い分野があるぞ,というのを知らしめる効果もあるはずで,受験生にとってもいい情報になります.
また,記事で「動画の作りがテレビ的だったり、実際の講義を録画しただけのものだったりするのは問題。学問に関する動画や教養系の動画をもっとユーチューブ仕様に作っていくことが、大学の社会貢献として必要だと考えます」とも指摘されている点,個人的には動画を作っていく中で授業の改善にも還元できるのではないでしょうか.私自身も授業では改善点が多いのでこういう機会をうまく使えないかな…と思っています.2019年の上野千鶴子さんの入学式のスピーチには100万回を超えるアクセスがありました。ただそのことで東京大学にお金が入るわけではなく、東大の女子学生比率を高めるためのアクションにつながったわけではありませんでした。2020年の入学者の女子学生比率に反映させることすらできませんでした。
東大には教授/准教授だけで2500人近くいることを考えれば、私はこの手の動画等には頻繁に出ているように思います。その感覚でいうと、こうした作業は完全に「サービス残業」となっており、善意の搾取と感じるときもあります。
戦艦大和のような巨大組織の末端にいる教員としては、船がどこに向かっているかに影響を及ぼすことなど簡単にできるわけもなく、どのようなルートがあり得るのか、考え続けていきたいと思います。