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中国では2016年に「経済的でも機能的でも美的でもなく環境にも優しくない」奇抜な建築物は禁止するというガイドラインが中国国務院によって策定されたニュースが世界中を騒がせました。ただ、何を基準に評価するのか明確化されていなかったため、その後の実態がどうなったのかは分かりません。
今回の高度制限は500m以上禁止というより具体化されたものですが、安全性という面でも、高層ビルが求められるビジネスモデルを見直す面においても、今後の動向が気になります。

ちなみにブラジル国内で高層建築物が多いのは、南半球最大の都市サンパウロでもなく、世界三大美港の一つでもあるリオでもなく、バウネアリオ・カンボリウというわずか人口15万人程度の南部の海岸線沿いの街に集積しています。地元のゼネコンが200m級の高層建築を建設したことがきっかけで、投資家やゼネコンがこぞって高さを争うかのように高層建築物を建設し、今ではブラジル国内の最も高層な建築物10棟のうち7棟は当地に建っています。高さは300mほどで世界の高層建築物に比べればまだそれほど高い訳ではありませんが、加熱する高層建築物ブームに待ったをかける行政も政治家もいない状況でこの先が非常に懸念されます。
ちなみに最も高層なマンションのペントハウスの所有者は、サッカーブラジル代表のエースで、昨今歴史上最も人気のないスターに格下げされてしまったネイマールです。
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5月に起きた深圳のSEGプラザタワー(300m)が急に揺れだして全員避難するという事態が起きたこともきっかけの一つだと思います。ただ安全性の観点も然ることながら、容積(床面積)を最大化するビジネスモデルからの脱却も、今後よりデベロッパーに求められることだと思います。
先日、「世界一高い場所にあるホテル」として上海タワーの最上部にホテルができたばかり。
https://newspicks.com/news/5986667

こちらの上海タワーは下記見ると2017年完成で632メートル。近隣(上海の浦東地区)には森ビルの上海WFC含めて400メートル超が合計3つ。
https://tabicoffret.com/article/75351/index.html
日本では2027年竣工予定の常盤橋のトーチタワー390mが最も高いので、500m以上に現実味がありませんが、中国では既に10棟程の500m超えタワーがあります。

平安国際金融タワー、上海タワー、武漢緑地国際金融は600m超えです。

しかも、高さを競い合うインセンティブも強そうなので、先んじて国が制御しているのかと。
500m以上というと、日本ならスカイツリー634mくらいの高さが建設不可ということですね。(ちなみに東京タワーは333m)