「回転寿司が100円」なのも日本だけ…?長引くデフレの「ヤバすぎる現実」
マネー現代
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注目のコメント
政府と中央銀行が協調して政策連携が強まる中では、財政の予算制約はインフレであり、こうしたマクロ経済学的観点からすれば、デフレの国の方が財政支出の余地があることになります。
ただ、残念ながら日本の主流な考え方ではそうはなっていません。くら寿司は日本の外食企業としては初めて、現地法人がNYナスダック上場、コロナ禍にも関わらず台湾法人も台湾市場に上場しています。国内が長期のデフレに苦しむ中で築き上げた"低コスト高品質"のグローバルロジスティックス/サプラチェーンは世界へ出て行く時にも非常に強い武器になりますね。
回転寿司が1皿100円で提供できているのは、店舗を営んでいる事業会社・そして流通を支える卸事業者・運送等、多くの努力が絡んでいます。
100円ショップ然りで、ある意味サービス産業的要素が強い日本の回転寿司業界で、これ以上提供価格を安くするということはそれだけ間接費が削減されているということの現れで、それが適切なのかどうか?というのは判断に苦しむところ。
個人的には回転寿司で100円以下の価格アドバンテージは、あまり生活者の心を揺るがさない気がしますが。(これ以上の値下げインパクトは、SCP理論で言う「完全競争下において収益性を高める」の条件を満たさない)