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LGBTQ学生団体のアカウント凍結 オンラインで抗議の動き―中国

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    中国では、いわゆるBL小説をネットで発表した場合でさえ懲役10年の判決が出るほど、徹底して取り締まられています。BL作品の所持と発表の自由を求めて日本に来る中国人もいるほどです。
     アジアでもいち早く同性婚を合法化した台湾とは対照的です。
     ただし、中国には同性愛の行為自体を処罰する法律はありません。これまでは、精神疾患として収容するなどの対応がとられてきました。表現作品については、わいせつ物の製造、販売についての刑法が適用されます。
     一方で、中国におけるLGBTQコミュニティは非常に大きく、連携も取れており、中国最大の公民権運動といえるかもしれません。主に都市部の高学歴層が中心であるということもあり、宗教や民族を中心とする運動よりも強力なところがあります。
     中国政府としては、敵に全面的に敵に回すのは難しいコミュニティです。同時に、こういう公民権運動的なやり方で国民が権利を勝ち取っていくという前例が成り立つこと自体が受け入れがたいでしょう。

    “BL”小説家に実刑判決 LGBTに厳しい環境 中国
    https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000146560.html


  • 株式会社 STK Global 取締役

    共産党にとっては、LGBTQ自身は決して悪いとは言えないし、「同性婚者が出たら生育率が下がる」というのも、強制的に同性愛者に結婚妊娠するよう命じることはそもそも不可能ですので、理屈は立ちません。
    しかし共産党が忌憚しているのは「共産党に影響力を及ばない社会団体の構成」です。社会運動を巻き起こすあらゆる力は共産党の指導を置けるべきか、中国から追い出されるか、事実上二択しかありません。民間の労働組合もそうですし(宅配配達員による自発的な労組リーダーらは逮捕されたこともあり)、海外NGOの中国進出もそうです。私と友達が以前立ち上げた「模擬国連」という学生部活の研究NGOでも、「子供なのに敏感な政治話題に関わるな」とされ、解散まで追い出された。
    さらに米中対立が深まる中、日本以外の西側諸国ではやっている性的少数者への権利保障運動は、中国としてはそういう西側諸国発のイデオロギー的なアジェンダを積極的に認めるべきことではありません。共産党政治はあらゆる分野でもハイジャックをした感じです。


  • VelodashJapan CEO

    中華圏は伝統的にLGBTQに対して否定的な感情が強い文化圏です。家族を大切にし、子供を産み、一族が発展することが重要だからです。

    ましてや共産党一党独裁の中国では、本当の意味での多様な価値観を持つことは難しく、「党が指導できない」特定のグループが集団をつくることを恐れています。そのような状況下で彼らがのびのびと生活することは非常に難しいのではないと危惧します。

    他方、台湾は中高年層の強い反発もありましたが、同性婚を成立させました。民主化して30年経ち、海外トレンドに敏感な若い世代はLGBTQに寛容です。かつ人権重視を打ち出す民進党が中国との違いを鮮明にしたいという意向と合致しました。

    タイも華僑は現地化しており、中華圏の伝統を脱しLGBTQには比較的寛容なようです。

    ただ、個人的には現行の結婚制度に同性婚が加わると制度に穴ができるので、彼らの人権を尊重するのは前提として、まず新しい社会の価値観を模索をし社会的なコンセンサスを作り上げることが大切だと思います。


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