東証1部上場の600社以上が最上位の「プライム」基準満たさず
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記事では「対応を求められる」とありますが、実際のところ「改善します」と言うだけで東証1部上場企業はプライムに残れます。
その代わり、本来なら残れない企業は、株価指数TOPIXでのウエイトを下げられて行きます。
1部上場企業はステータスを維持できますし、投資家にとってはTOPIXがより投資しやすくなるので誰も損しませんね。
ただ、長い目でみるとプライムで求められるガバナンス基準は重荷になりそうです。
https://newspicks.com/news/5973658/
注目のコメント
1. 東証一部約2100社のうちプライム市場に移行できない会社が600社程度。時価総額200億円までの企業がほとんど。それは対応が必須でしょう。
2. 東証一部からプライムに移行するのが1500社。他の市場からプライムにくる会社もあるのでプライム市場の上場企業数は1500社超ということかと。では、世界的視点でこれらがすべて「プライム」か?
3. 市場はレギュラーとマザーズに二分、上場廃止基準の厳格化、プライムな企業を的確にフィーチャーする株価指数の開発のために関係業者へ支援することで事足りたのではないか。2100社中600社は基準を満たさないものの、当面は経過措置でプライム市場に残るとのこと
どこかの段階で退出すべし、とできるかどうか
しかし、逆に言えばそもそも1500社もプライムの対象になる程度のゆるい基準になってしまったということで、当初の狙いがかなり骨抜きになった感じですね
下記が本件で自分がコメントした第一報ですが、当初の案は時価総額500億円か1000億円、500億なら1000社、1000億なら600社のみ3割程度が対象ということで、今とは全く逆の比率になってしまったことになります
https://newspicks.com/news/3547582