地銀の7割人材紹介に参入、金融庁調査 質確保には課題
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地域銀行の役割が融資等の金融サービスの提供のみならず、顧客企業の経営課題の解決のための総合的なサポートの提供に拡大しつつあるなか、経営人材の紹介まで行うことの期待感は高まっていると考えます。
特に、東名阪をはじめとする大都市圏以外の地方都市においては、人材紹介サービスは十分に普及しているとはいえず、企業経営のサポート役としての地域銀行が果たす役割の余地が大きいことは間違いないように思われます。
一方、経営人材の紹介に際しては、何よりも企業の経営課題の整理が不可欠であり、それが十分でないままに単に企業の漠然とした希望に基づいて人材を紹介しても、うまくいかないことが少なくないように思います。
融資であれ、経営人材紹介であれ、そこで求められるのは支援先企業の事業性評価であり、そこが地域銀行に求められる一丁目一番地の機能・役割であることは過去もこれからも変わりないと考えています。金融と人材の両方のキャリアを積んでますが、両事業はすごく相性が良く参入には肯定的です。
ですが、経営人材の紹介は正直厳しいと思います。
地銀の多くは産学連携で大学とパイプがあるので、新卒領域とは相性が良いと思います。
学生の多くは中小企業の情報が少なく、また開示義務もないので不安に感じているので、銀行の格付け等を開示するなりして、安全性へのお墨付きを付与できれば、安心して就職もできると思います。(どうやって、どこまで開示するかは微妙ですが、、)
既に出向は取り組んでますが、行員の派遣ですね。人材紹介ではなく、派遣業で行員を派遣すれば、経理・財務・営業と幅広く対応できるのでニーズあると思います。
銀行側も今後は店舗閉鎖等で人員がダブつくのでニーズありますが、給与が中小企業と乖離しているので、給与面で厳しい部分はあり、事業スキームは要検討する必要はあるかと思います。
いずれにせよ、銀行の顧客DBとあれだけの営業力があれば何でも事業できると思います。笑厳しいでしよう。
地方も大都市圏も人材不足はずっと続いています。従って、採用するニーズを掴むことは誰でも出来る。ビジネスとして機能するかどうかは、紹介できる人材を集めることが重要です。
紹介業の免許よりも派遣業の免許を取得して、ダブついた行員を派遣した方がいいと思います。