5月の経常黒字、85.3%増 コロナからの輸出回復続く
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海外の景気が良くなると輸出が増えて、国内の景気が良くなると輸入が増えるのが一般的な傾向です。資源を輸入に頼る我が国の場合、貿易が黒字を保つのは安心材料ですが、輸出が伸びて黒字が膨らんだと目にすると、海外の景気が回復に向かう中、日本が取り残されているように感じてちょっぴり複雑な思いです。
季節調整済み前月比で見ても、経常黒字は2割程度増えてますね。
前月からの黒字拡大に最も貢献しているのは、サービス収支赤字幅の縮小であり、更にその内訳を見ると、知的財産権等使用料収支の大幅黒字拡大が主因となっています。
異常だった昨年5月と比べて8割増えたと言われても、といった感じです。財務省が8日に発表した5月の国際収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支の黒字額は、前年同月比85.3%増の1兆9797億円だったとのことです。
詳しくはこちらをどうぞ。
https://www.mof.go.jp/policy/international_policy/reference/balance_of_payments/preliminary/pg202005.htm
・令和2年5月中 国際収支状況(速報)の概要
(財務省・2021年7月8日)