【事例研究】高専卒業生に広がる「技術者の先」にあるキャリア
コメント
選択しているユーザー
映像コンテンツやアートなど、あるいは農業技術(施設栽培や大型機械など)などいろんな分野の高専ができれば大学は「就活準備期間」という中途半端な役割を縮小し
もっとアカデミックに、生産性などに縛られないニッチ分野の研究あるいは若者たちが悶々とフワッと暇を潰す場としての役割を明確にできるのではないかと思います。
この10年間、主に一橋大生たちといろんな事業してきていますが、大学は出会いの場としてはいいのですが、むしろエネルギーのある学生たちにとっては拘束を強めて邪魔している面を散見するので(故に面白い学生ほど休学する)
子どもたちを大学にやりたいと全く思えないというのが正直な気持ちです。
注目のコメント
学部生の頃も大学院に入ってからも,高専から編入してくる方は優秀だという話はよく言われていました.学部時代,工学系の専攻ではトップを占めていたのは高専編入だと聞いていました.
大学受験の影響を受けず(学習指導要領に縛られず)に物理や数学の学習ができるのは高専の大きなメリットです.経済学者は数学ができるとかなり大きなアドバンテージなので,高専出身の方も何人かおられます.
一方で外航船員になるにはあまり有利でない状況です.三級海技士の免状は高専卒業でも取れますが,大卒の方が有利なため,高専を出て海洋大や神戸大に編入するケースもあるそうです.私も高専出身ですが、なにより大学受験という役に立つか立たないかわからない勉強に時間を費やすことなく、自分のやりたいことのとことん時間をかけられるメリットが大きいと実感してます。
私は高専在学中、一年交換留学したり、ボランティア、部活、設計課題に明け暮れました。
こうした、大学受験以外のところで頑張った経験が自分の「成長の芯」になっていることは言うまでもありません。私も高専出身者ですが、高専は人生の抜け道だと思いました。大学受験のための勉強を強いられることなく、人生のための勉強に時間を費やせますし、友人のほとんどは短大卒なのに大卒がつくような職場に就職するし、高校一年から大学生みたいな生活を送れるし、、、いいことづくしでした。
しかし、中学卒業後に進路を大方決めてしまう分、間違って高専に入ってくる子や自立してない状態で高専の自由さに触れてしまう分、遊びのみに走ってしまう子なども多くいました。私らは特別でしたが入学時42人いた同じクラスのメンバーは卒業する頃には27人になっていました。