【開拓】freeeが狙う「API経済圏」のすべて
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「APIなどに焦点を当てた特集を企画しています」。取材時、そのように説明したところ、前村氏の目が非常に輝いていたのが忘れられません。
API連携に関して、日本はまだまだ遅れているという印象を持っていましたが、このfreeeは創業当初からかなり強い思いを持って、先進的に取り組んでいます。
しかしなぜ、freeeはAPIにそこまでこだわっているのでしょうか。APIを通じて、実現しようとしている世界観を存分に語ってもらいました。
注目のコメント
特に米国では、独自のUIを全く持たず、APIだけで、Salesforceなどの巨大プラットフォーム上でサービスを展開している企業も多く存在します。弊社が提供するFORCASというBtoBマーケティングのサービスも、その独自UIを知らず、Salesforce上で利用いただいているユーザーがとても多い。
すなわち、APIは「サービスをつなぐ」ものではなく、「サービスそのもの」にもなり得る。この視点がAPI経済を考える上で重要だと感じます。2018年からfreeeを使い始め、3年が経つ。
本当に素晴らしいサービスです。私のように、経営のスキルやノウハウがなくても
会社を立ち上げて事業を運営してくれているのは、日々の帳簿管理や会計に関する煩雑な作業が全てデジタル化されたこと。
銀行やクレジットカード、会計事務所、レジなど、「外部とオープンつながっていく」ことで本当に事業運営が楽になった。これから起業する人にも心からオススメしたいクラウドサービスです。すでに100を超えるAPI連携をしているとのこと。まさにfreee handですね。日本で革新的なFinTechが現れないのは、API開放が遅れているからです。
米国の8年前、欧州の3年ー5年前の状況というところでしょうか。欧州ではオープンバンキング、PSD2によって、一気にAPIエコノミーが加速しています。
そのおかげで革新的なチャレンジャーバンクやFinTechが次々に現れています。日本も早くそうなってほしい。