五輪パラ期間、乗客の荷物検査 テロ対策で首都圏JR主要駅
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今大会はコロナ禍による感染が最大のネックだが、招致の時点ではイスラム国(IS)のテロ対策がいちばん差し迫っていた。五輪はつねに世界中で紛争(いまもミャンマー、パレスチナ、あるいは香港も)が絶えないなか開かれる。それでも第1次大戦、第2次大戦を例外に100年以上続いてきた平和の祭典である。国際紛争を経験しない日本人にはピンとこないかもしれないが油断禁物は忘れないこと。
注目のコメント
鉄道会社にとって大きな変更点だと思います。これまでも、鉄道客車内で事件が起こるたびに手荷物検査の問題は出ていましたが、乗客の利便性や導線などを考慮して、鉄道会社側が消極的でした。今回は、7月1日に改正された省令の鉄道運輸規程に盛り込まれました。2018年東海道新幹線内で起きた殺傷事件が背景にあります。
一方で、現実的に1人1人の手荷物を調べることは極めて困難で、多くは探知犬やモニターなどを使った遠隔検査が主になるのではないでしょうか。駅頭に「警察犬」がいるという「威圧警備」の考え方も、あるかもしれません。現実的に実施するのは難しく、限定されたケースでの実施になると思います。その実施の際の予防線の意味合いが強いのではないのでしょうか。それはともかく、コロナ禍に関心が集まる今ですが、一昨年まではテロ対策が大きな焦点でした。サイバー攻撃をどう防ぐが、ソフトターゲットをどう守るか、それは考えれば考えるほど大変な問題です。しかし、その警備担当の大臣が五輪直前に辞めて横浜市長選に出ることになりました。テロリストがもし日本を狙っていたら、大笑いしていると思います。