東京のデジタルツイン化へ、2030年にリアルタイムデータを活用できる環境目指す
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数年前、ドイツの老舗メーカーシーメンスの友人にデジタルツインのスマート工場のシミュレーションを見せてもらいました。
そのシミュレーションでは、工場のラインに立つ作業員の腰痛度まで試算可能で、それに応じて最適なラインの高さなどを割り出して、リアル工場の調整や次の工場の設計に生かしているとのことでした。
ドイツは国策として第四次産業革命への対応を掲げ、シーメンスやSAPといった会社とデジタル化の流れを加速させようとしています。
このスマート工場は、最終的に中国を顧客と想定しているので、日本には真似のできない美しい戦略だなぁと感じます。デジタルツインを謳う企業が増えてきました。
ただ、実態は少しずつ異なっています。
私なりにデジタルツインを3パターンで類型化してみました。
①2D:パラメータをセットした上でシミュレーションし、ビジネスインパクトを試算する
②3D その1:3Dデータをビジュアライズ/シミュレーションする
③3D その2:3D空間を把握して、ロボットの自律的に動かせる
Project “PLATEAU”は②に該当します。
ちなみに、①の例は、FAプロダクツの最適生産投入計画の自動化ソリューション。
https://fa-products.jp/factory/case_study/1918/
③の例は、スマラボ東京
https://smartfactorylabo.com/tokyo/
色んなデジタルツインがあって混乱しますね。。。デジタルツインってなに??と思って調べた。
「デジタルツインの「ツイン」とは、双子の意味。デジタル空間に自分の双子となる「フィジカルデータ」を同期させて、そこで自分の体の動きとかと連動して動く形にするデータを置いて、なんか実験とかできるようにすること」
みたい。
これは実現すると
・危険な仕事や場所のシミュレーション
・新人研修
・体をインターフェースとした実験
が進むのかなと。
進むといいなー!