ワクチン接種、敬遠11% 7割超「副反応心配」―国立精神センター調査
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心理学の用語に「フレーミング効果」というものがあります。
「100本のうち30本も当たりくじがある」というのがポジティブフレームで
「100本のうち70本は外れてしまう」というのがネガティブフレームです。
この記事において、わざわざネガティブフレームを使っていますが
「ワクチン接種希望・検討が9割近い」というポジティブフレームで見てみると違う見方ができます。実際、9割打てば集団免疫が達成されます。前向きにとらえることもできる数字だと思います。
注目のコメント
『副反応が心配』っていう人も分解すると3つくらいに分かれると思う。A:接種後によく見られる発熱等。B:接種後にXXX人死んだという情報。C:長期的な影響が心配。
Aは既知のもので発熱であろうが倦怠感であろうが嫌なものではあるがそう大きなマイナスではないと思う。Bは有害事象と副反応の違いがよく分かっていないというのが多そう。Cはとても可能性は低いだろうが誰も断言はできない。とはいえ不安なイメージがやたら拡散されている感じはします。
Bについての副反応は考えてみると簡単そうで難しいと思う。ワクチンとは関係なく毎日誰かしらは重症になったり死んだりしている。それを考えないといけない・・・それは基本なのだろうが、実際にはワクチンの通常の副反応Aがキッカケで病気を悪化させたり死の最後の人を押しをすることもあるだろう。
それは例えるならお風呂のリスクをどう見るか?みたいなもので、高齢者などは安静にしている時より入浴中に死ぬことの方が多いはず。かといって高齢者はキケンだから入浴するなとはらない。それでいてお風呂とワクチンの違いはお風呂は日常でありワクチンは非日常という部分。なので医師などの専門家もあまり言及はしないのだろうと思うが厳密には『ワクチンによって少し死を後押しする』というケースは一部あるのだろうと僕は推測しています。だが高齢者に温泉を勧めてその人が入浴中に死んだからといって殺人罪に問わないようにワクチンもその程度の関係なのではないかと思う。ただし判断はプロに任せる。
あと副反応である誤解としてはインフルでの死亡率の98倍みたいな言われた方。データをみるとそうなのだが、計算してみるとインフルの死亡率は人間が普通に死ぬ確率より圧倒的に少ない。有害事象を原則的にすべてカウントしている新型コロナと、それなりに因果関係が疑われる場合にのみ報告するインフルの違いだろうと思う。