米国SaaS企業のTAM分析
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TAMの推移が興味深い。Salesforceはまさに自身がマーケットを広げてきた感じだし、初期からいるなかで最大のマーケットにいて成長を続けている現状と合う。またボルトオンM&Aによってそもそも展開するマーケット領域も広がっている。Shopifyは今後TAMがもっと広がっていきそう(ShopifyはTAMというよりSAMな印象ではあるが)。
そしてこのデータ、結構作るのが面倒だったのではないかと思う。10KのMDA(Management Discussion and Analysis)などに出ていることが多いが、一個一個拾って(時にテキストだったりする)いくのは結構な時間かかると思う。データ化していく意義・価値がある一方で、こういうのを一個一個見て手触り感が出てくるリアリティもある。データを一つ一つ拾っていくところに、もの凄い膨大な作業があることを感じます。one capitalの分析チームの頑張りを感じます。
単にSaaSの拡大といっても機能別にいろんな用途があります。広告予算のため、営業効率化のため、データ分析のため、さまざまな用途をクラウド化していくわけです。同業を買収する場合TAMは増えませんが、プロダクトを買収していく場合は営業可能セグメントが広がるので、頭打ちにならずに済む。
"新しい市場に入る際に明確にTAMの拡大を市場参入理由の一つとしており(それ以外は、新規顧客獲得、単価の増加、Churnの減少)、常にTAMの拡大を意識した戦略を立て、実行していることが見て取れます。"