中国BYD 日本国内でEVバス販売を本格化
コメント
注目のコメント
BYDはEVバス世界シェアNo.1で、新興国のみならずニューヨークやロンドン、京都といった都市にも展開しております。恐らく日本人が初めて乗るEVは、BYDのバスなのではないでしょうか。
そしてBYDはリン酸鉄リチウム(LFP)正極を使った比較的安全性の高いバッテリーを長年採用しており、最近ではブレードバッテリー(刀片電池)というモジュール化を進めており、今後EVバスにも搭載される見込み。
ニッケルやコバルトを使わないLFPはバスやタクシーといったフリート向けに展開していくことで、モジュール化による大量生産でコスト低減も可能になります。そういった意味ではBYDはEV業界のキープレイヤーでも有り、日野自動車やトヨタも提携していますし、バフェットも投資してますしね。
またBYDはCHAdeMOの急速充電も対応していて、充電器側の標準化にも大きな影響が与えられます。個人がEVに買い換える前に、バスのEV化が進んでBYDが覇権を握ることがどういった影響が出てくるかは、もう少し話題になっても良いように思えます。テスラと違ってジワって来て気が付いたらということに。「ポンチョ」サイズのピュア電気バスが来年以降ようやく日野から発売されます。が、価格と品質でBYDが優位と見られています。路線バスなら1日の走行距離の目安が分かりますし、夜間に充電できるので、ディーゼルからの代替はかなり進むのではないかと見られています。
先週近所のバス乗ったら、このBYDのEVバスでした。
そう言えば、一般的に電気自動車は発進音が小さくて近くにいても気が付かずビックリすることがありますが、このバスは電気特有のそれなりに大きな音(エンジン車と同程度の)を出してましたね。バスが音もなく近づいてきたら怖いですからね。