2万年前に東アジアで流行 コロナウイルス、遺伝子に痕跡―豪米研究チーム
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人類が顕微鏡を発明した後、
1676年にレーウェンフックにより
「微生物の存在」が報告され
ようやく微生物を認識しました。
「細菌以外の感染因子」があると
認識し始めたのが1880年代のことで、
1935年になり電子顕微鏡によって
「結晶化ウイルスを認識」しました。
細菌もウイルスもヒトが認識して
名前をつけているのはほんのひと握りで
まだまだ知らない存在の方が遥かに多い。
自分達が最近知った存在が
実は昔から存在していたとしても
何の不思議もありません。
そしてこの「発見」もあくまで仮説であり、
だからいま現在にどの様に関わってるかは
論文を書いた研究者にすら分からない。
今回の報告により分かることは、
コロナウイルスは発見される前後で
発生したモノではなく、
遥か前から存在していたかも知れない
と言うことだけです。こういう研究は非常に価値がある。生活習慣もあるだろうけど、それだけじゃ、欧米南米と東アジアの死亡者の違いが説明できない。あと、オーストラリアとニュージーランドなど割と肥満率が高いわりに、太平洋圏の国はおしなべて死亡率が低い。なんかあると思うんですけどねえ。
以前小説で、水疱瘡がはやったことがないパラレルワールドが、水疱瘡で全滅しかけるという設定の話を読んだことがありますが、
過去に経験したことがあれば、その時の感染が、淘汰圧となって進化を促すのだと思います。
同じウイルスではないはずですが、過去の流行によって淘汰圧が発生し、コロナウィルス全般に対して抵抗力があるように進化したと考えると、アジアでの感染抑制が説明しやすいようにも感じます。
今後の研究の進展が楽しみです。