陛下、五輪で感染拡大を懸念 宮内庁長官が「拝察」
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宮内庁長官が天皇陛下の意向を勝手に忖度して外部に吹聴するはずはない。恐らく陛下の意思を「間接話法」でもって表に出してほしいという意向を受けての長官発言だろう。
その傍証ではないが、一部報道機関の第一報では「天皇陛下が五輪に懸念する発言をした」という趣旨の原稿が、その後、「宮内庁長官が天皇陛下の五輪への懸念を拝察する発言をした」という趣旨の原稿に差し替わった。実質的には前者でも同じことなのだが、後者でなければ宮内庁長官が間接話法をする意味がないということで、何らかのやりとりがあって差し替わったのではないだろうか。これは正直驚きました。政治的なご発言はされないのが天皇陛下の立場です。おそらく宮内庁長官と綿密に打ち合わせした上でのことだと思われます。政治的な発言にはならない一線を引いた上で、宮内庁長官が天皇陛下の胸の内を忖度した形で、お気持ちを最大限強く示されたものと考えます。無観客が最低限の開催ラインと見るべきなのに、観客を入れ、しかも一時は酒類を出すと言い出し、1万人に加えて別枠で関係者を招くことにしたり、と一連のドタバタに心を傷められているのだと思います。名誉総裁という立場を深く考えられておられるのでしょう。これを幾何として、政権も組織委も、改めて自らを問い直すべきです。
東京五輪のあり方は今まさに政治の渦中にある問題で、いかなる形であれ、政治に影響することは避けられないように感じます。現に、拝察を受けて政権に再考を求める声が上がっているようですし (@@。
ある筈のない極端な仮定ではありますが「中朝の軍備が肥大化するなか、日本が然るべく対応しなければ国民の平和な生活が侵されないか不安と懸念されていると拝察している」、「日本の権益が侵されないよう関係機関が連携して抑止力の強化に万全を期して欲しい」と宮内庁長官が発言したら、メディアはどのような反応を示すのか (・・?
あっちは良くてこっちはダメという訳にいかない、極めて微妙な問題を含んでいるように感じないでもないですが・・・ (・・;