香港「リンゴ日報」発行停止を発表 警察が資金凍結で
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発行停止の真の理由をいわずに、「資金の払底」という形式的・表面的な理由を、おうむ返しにする、NHKはどうかしている。
そういえば、NHKには資金払底の心配は無縁だと思っているのだろう。報道機関としての洞察力や共感力が微塵も感じられない。
NHKの場合、国費が投入され、受信料の事実上の強制徴収が認められるのは、報道の中立性確保のためだ。
しかし、香港のリンゴ日報の資金問題に照してみると、NHKに特権が認められのは、報道の中立性とは真逆の、支配政党への奉仕にあることがよく分かる。
注目のコメント
今日はちょうど、香港人が作った「リンゴ日報の発行停止」をテーマにした風刺漫画をツイーターで見ました。
https://twitter.com/Neko612721/status/1407001191196749835?s=19
死神は「やがてあなたの番です」と言い、リンゴ日報を連れ去るよう手を出した。
そしてリンゴ日報は「私はいいメディアでしたか?」と聞き、
死神は「...それほどでもない。多くの人はあなたの倒産を望んでいた」と語ったが、
「が、そういう形ではないのに...」と補足した。
確かに「リンゴ日報」は昔から週刊文春のような大胆な新聞社で、ゴシップ記事などにも多く掲載し、風評は必ずしも良く言えませんが、多くの香港人が望むのは言論の自由を保ちずつ、プライバシーなどを尊重することです。
だがその大胆さは逆に、共産党に批判する勇気の源にもなったのは事実です。今回「国家安全法」を名目に「リンゴ日報」を取り締まったことで、香港ではもうすぐ共産党のゴシップすら言えない時代にも入ると、私がそう感じています。言語道断です。そして、こういうやり方ならば、簡単に言論機関をつぶせると世界に最悪の手本を示したことにもなります。ミャンマーでも言論弾圧が続いていますが、他の専制主義の国が真似することを危惧します。世界では、18年ぶりに非民主主義国家が民主主義国家を上回ったという調査結果があります。さらに世界中で非民主主義に逆戻りする国・地域が相次いでおり、コロナ禍がその動きに拍車をかけています。由々しき潮流をさらに強めることになると憂慮します。