先取り学習、否定する教師 「主体性」育成はどこへ
日本経済新聞
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EdTech と先生との合わせ技で新しい教育、新しい学び方を実現できるのが21世紀です。
もういい加減、20世紀のやり方に囚われるのはやめた方がいいです。車も電車もあるのに、徒歩しか許さないと言ってるようなものです。
その点、学校の先生に必要なのは、テクノロジーの活用以上に学習観のアップデートです。ここが変わらないとテクノロジーが加わっても、この問題が起き続きます。一事が万事ではない、と前置きした上で。
ベテラン、若手に限らず、「生徒たるものかくあるべき」と教育の「教」に指導のパラメーターを全振りしたような人はいます。しかも、本人に悪気がある訳ではありません。それが主体性を育み、協調性を身につける方法だと思ってやみません。
でも、よくよく話しをしてみると、成長して欲しい想いは共通なのです。ただ、子どもの自発的な「育」の面をサポートする、他の選択肢が見えていないだけ、もしくは見えたとしても手にしてしまったら過去の自分を否定したように思えてしまうから手にしないだけです。
最近、現場で感じていることは、このアンコンシャスバイアスを解くためには、行政や管理職などの立場の異なる(特に上にあたる)方向からのアプローチでは効果があまりないということです。むしろ、頑なに閉ざしてしまい悪化することもあります。
だからこそ、現場の教員同士でありたい姿を語り合うことが重要だと思っています。そして、ポジティブな方向を指し示し、共有しながら、時計の短針並みの速度かもしれませんが、ベクトルの向きを未来へ向けていく必要があるのだと感じます。