今のビジネスに必要なのは、「社会」を変えるイノベーションだ
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まさに私が会社や社会から求められていることだ。
『テクノロジーのイノベーションより、社会の変え方のイノベーション』
私はハードもソフトも一から作ることはできない。
だけど、会社のしくみを根本から変えることへの挑戦は何回もした。最近は会社からその挑戦を認めてもらえた。
製造現場を変えるには新しいテクノロジーだけが必要ではない。
むしろ実装するための働きかけが重要になってくる。これは製造現場で働く人と関わるとすぐに実感できる。
だから本記事にあるインパクトは非常に重要。
思い返せば、インパクトが薄いと成果が思わしくないが、未来への道筋をしっかり立てて、説得できた時はうまくいった。
社会の変え方のイノベーションを本書を読んで学んでいきたい。
注目のコメント
個人的には行動論的要素、「変わりたくない」「いまのままでいい」「面倒」という心理的慣性(inertia)が非常に大きいと思っています。その意味でも、確かにインパクトを示して固まった思考に刺激を与えることは非常に重要です。買ったままになっていたこの本、早速後で読みます。
家庭菜園を耕すのにブルドーザーはいりません。しかし、山間部ので田畑に肥料を与えるにはドローンがあれば便利です。
テクノロジーは手段であって、目的ではありません。
コロナパンデミックで、個人や企業はデジタル化で防御しなければ生きていけない時代に突入しています。
目的を明確にし、最適なデジタルテクノロジーを活用することが大切だと考えさせられるレポートです。本書に出てくる考え方はこれまで世の中で広く「良し」とされてきた概念を、分かりやすく連結させた形になっているのではないでしょうか。
社会インパクトや課題の見極めなどはDesign Thinkingの思想そのものであり、日本でも10年くらい前に既に「イシューからはじめよ」などの書籍で重要性が謳われていました。
テクノロジーから始めない、という代表的な論客はオードリー・タン。
タン氏も、
「テクノロジーの選択肢は無限大であり、この理解からではなく、まずありたい社会を描くところから始め、そこに活用できるテクノロジーを探す」
と述べており、本書に多分に通じるところがあります。
良い考え方はだいたい似てくるのだと思います。
個人的にものすごい新しい考え方かというとそうではなく、「当たり前」の概念を再度わかりやすくまとめた、という言い方もできなくはないと思いますし、エッジの効いた本というよりも「教科書」に近い位置づけで読むのが良いと考えます。