「DXの第一歩はペーパーレス」10年前に紙をなくしたソフトバンクは、今どうなっているのか
コメント
選択しているユーザー
実際にペーパーレスが進んでいるところの話は具体的で分かりやすいです。
"宣言から現在までのペーパーレスの効果を金額に換算すると、年間12億円を削減できたという。驚くべきことに、そのうちおよそ60%が、従業員が紙の準備に費やしていた工数だということだ。会議資料の準備や印刷、コピーなどに従業員1人当たり、1カ月におよそ1時間費やしていたという。"
"ペーパーレスに取り組むことで得られる効果として、従業員が雑務から解放されるという点と、情報が紙ではなくデータで流れるようになるため、意思決定のスピードが上がる、さらに、場所にとらわれない働き方にも対応しやすくなる点を挙げた。"
注目のコメント
ソフトバンクくらい従業員が多い企業でペーパーレスや契約書・請求書のオンライン化の実行に成功した時に削減できる経費が約100億円。企業規模別でこういった数字が公開され始めると、他の企業からしてもベンチマークしやすく、さらにDXの検討が進む良いきっかけになるのではと思いました。
役所の市民サービスも一気にペーパーレス化して欲しいです。一方で、Wordで作成した会議資料を印刷して参加者に配布して、しっかり読ませてから議論を開始するAmazon。ペーパーレスの逆張りです。
要はペーパーレスにしようがしまいが、実のあるものにはコストをかけてでも実行。そうじゃなければ極力ムダを省いていくってことですね。ソフトバンクは「DX銘柄2021」に選定されています。以下は同社のDX取り組みの1つです。
“働き方に関するスローガンとして「Smart & Fun!」を掲げ、ITやAIを駆使した新たな働き方を実践”
出所:ソフトバンクウェブサイト https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2021/20210608_01/