少子化「妻が前向きになる環境を」山口慎太郎・東大教授

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• 荒川 和久

  独身研究家／コラムニスト

  ・2021年06月22日

  「少子化は子育て支援政策が不十分だから」
  「少子化は子育て負担が女性に集中しすぎているから」
  これは、あまりに論理のすり替えが酷いと思う。では、聞くが、結婚した女性が母親になる確率は8割を超えていて、これは第二次ベビーブーム期と変わらないし、一人の母親が産む子どもの総数も変わらない。生まれた子どもへの支援は当然必要だが、支援があれば少子化は解決するかのような言説は事実に反するし。妄想に過ぎない。