【Z世代】「イケメン市場」にVCが熱視線
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昨年日本でも化粧品市場が89%に縮小する中メンズコスメは104%の成長でした。外出減によるシェービングのダウンを基礎が大きくカバーしての結果。
メークまではまだハードルがあるとしてもスキンケアはしっかり根付いてきている印象です。年代ごとにみていくと若年層の意識は高いですし。日本では若い人ほど女性用にコスメを使うジェンダーニュートラルな層が増えています。
日本でこうなので進化スピードの速い中国はなおさら、さらに個人データを活用したデジタルマーケティングの可動性を付与すると伸びていくのは必然。 「中性的な男性」がかっこいいという価値観も大いに後押ししていますよね。中国の男性コスメ、スキンケア市場がキテる。この話を最初にしてくれたのはアリババの方でした。オンラインの売れ行き急増で、日本を含む海外ブランドに出展するよう勧めまくっていたとのこと。
めざとい中国の創業者、ベンチャーキャピタルもこのビッグウェーブを見逃さず、大型の資金調達ラウンドが次々と報じられています。
「中国の男性がコスメ、スキンケア用品を使うようになった」という社会の変化も面白いのですが、同時にデータから消費者ニーズをいち早く察知し、すばやく新興ブランドを立ち上げるという、データ駆動の新消費ビジネスというビジネス面での新たな構図も注目されます。
データを活用してスピーディに展開する。しかもレガシーブランドが築いたサプライチェーンを徹底的に活用するという小回りの良さ。
データ時代の新たなビジネス形態のケーススタディとしても、学びを得られるお話でした。日本でもメンズコスメの人気は高まっていて、「メンズコスメアワード」もすでにあるほど。
VOCE メンズコスメアワード 2020
https://sp.i-voce.jp/special/passione/2020/#About
メンズコスメコーナーをつくるドラッグストアも出てきています。
それでも、一般層へ広がる余地はまだ大きく、こうした海外の話題によって、さらに後押しされるでしょうね。
「メンズコスメマンガ」もあります。
「僕がメイクを始めた理由」
https://i-voce.jp/feed/536619/