マツダがエンジン残しつつ「電動化」狙う納得の訳
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ロータリー復活は決してみんなが思う様なカタチでは無いと思うが。
ロータリーは燃焼室が変化しながら燃焼する為、放熱は有利だから水素向きだが、その分熱損失が大きい。
要はエンジン単体として熱効率が悪い。
発電専用のレンジエクステンダーなら、ロータリーにこだわる理由もそこまででは無い様な。
ちなみに、デミオEVにロータリーエンジンのレンジエクステンダー搭載試作車は2013年に公開しています。
https://autoc-one.jp/mazda/demio/report-1598281/
330ccの発電専用ロータリーをスペアタイヤスペースに搭載
これぞロータリーの面目躍如って感じですが。
8年前にここまでできてるのに未だに販売されないのは、やはり信頼性が確保できないためか。
実はマツダのロータリーは一部の例外を除き、10Aから13Bまでハウジング内径は同じ寸法、同じトロコイド曲線、同じ偏心量[レシプロのストロークに相当]。
(FFルーチェ用に少数生産した13Aと、東京モーターショーに参考出品した16Xのみ異なる)
エンジン幅変更[レシプロのボアに相当]のみで排気量を変えていた。
ってことは、アペックスシールなどの設計はさほど変えていない。
小型化するなら、トロコイド曲線のハウジング設計、アペックスシールなどもやり直し。
この信頼性を一から確保するのは大変では無いかと思う。
注目のコメント
EVCASの技術基盤があるから、BEV対応等のCASE関連投資が抑えられ、水素エンジンやefuelにチャレンジできるのでしょうね
(バッテリーの価格はそれほと下がらないとしても)中高価格帯主体のマツダはBEVと相性が良いでしょうし。
>トヨタ、デンソーとの合弁会社として2017年に設立されたEV C.A. Spiritで開発されたBEVの技術基盤がフルに投入されることになる模様だ