ピクシブが銀行サービス。みんなの銀行がBaaS提供
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顧客接点のある非金融事業者がライセンスを持つ金融事業者と連携して「金融事業」をサービスとして提供するプラグイン金融はこれからますます広がってきます。
金融はモジュール化し、非金融の中に溶け込んでくる。
結果として、「金融」という機能は残るが、単独の「金融業」というものは歴史の一部になる。Pixivは残るが、みんなの銀行は限りなく見えなくなってくる。現在進行形のそのプロセスの一環としてこの事例を見るとわかりやすいと思います。なんと!みんなの銀行がBaaSできましたか!銀行と消費者接点のあるサービスのあいしよは良いと思いますね。
真新しさはあるものの、個人的にはpixivなら自社ブランドのクレジットカード発行した方が固いような気がします。「パートナー企業が自社ブランドで“銀行”サービスを実現するというもの」
私もドイツのBaaS上に構築されたカーボンニュートラル銀行というオモシロ銀行の口座を持っていますが、殆どネタとして口座開設したきりで殆ど休眠状態。少なくともメインの銀行として使うことは、まず無い。
Pixiv内でのお金のやり取りを簡単にするという目的に絞って「銀行」がinvisibleな形だと有りだと思いますが、Pixiv支店といった形態で本当に銀行を全面に出してしまうと中途半端な機能を他のネット銀行と比較されてしまい結局選ばれません。
これ、Pixiv、みんなの銀行、共に収益化の目処はあるのかな。
楽天がそのエコシステムでアピール出来る以外は、新たに銀行を作ってメインの銀行としてお金を預けるだけの魅力と信頼を持ちうるブランドはAppleぐらいだと思う。