「台湾言及、日米主導の成果」実際は 日本に伝わっていない、G7本当の注目ポイント
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欧州からすると中国は脅威ではなく距離感を取りながらも協力したい相手。一方アメリカからすると中国は世界市場におけるIT、宇宙産業、におけるバキバキのライバル。
日本としては、領土領海を侵略してくる中国に対し、アメリカと同じスタンスで対抗したい。
台湾については半導体生産地としてアメリカは大事にしたいし、日本としては政治的にも国防としても親日の台湾を失うことは痛いので、ここもアメリカと同じく同調。
という構図。
注目のコメント
G7共同声明に「台湾海峡」が盛り込まれたのは本当に「日米主導の成果」なのか。「菅首相はひとりぼっちだった」は本当なのか。サミット報道を一枚めくり、違う視点から見てみました。特にウイグル問題については、G7で唯一ウイグル問題での中国制裁を科していない日本が対応を問われる、との指摘。鶴岡路人・慶応大准教授へのインタビューです。
バイデンは成功したのか?
G7後EUでの世論調査結果では[アメリカが最も影響力がある国か?]質問にYESと答えたのは半分以下でトランプ時代より変わってない。
ロシアとの会談ではアメリカのメディアから[淡々としているプーチンと違ってバイデンはメモ用紙を手に持ち常に確認していた]、[プーチンを何度もトランプ大統領と呼び間違えていた]などで全然評価されてない。
バイデンが帰国後記者の質問にブチ切れた話も話題になっていて、少なくともアメリカ人の期待をかなり下回った。
人権や台湾問題については各国観点の違いで纏まらなかった為、共同声明ではアメリカにメンツをあげるくらいに留まった。
そもそもG7の間でアメリカが言うほどの[同盟]ではなかった事は明白だし(フランスの発言にイギリスは自分らの領土問題だ!とブチ切れてるし)、当初G7だけで世界80%の経済を握ってたのが今の半分以下になった事から影響力も小さくなってきてるとの話もある中、世界トップの国が力を合わせて一つの国を叩こうとする事自体が自分らもっと小さくしている気がしてならない。(G7の主旨は他の国の経済を手助けする事のはずだったが…)
今後G20との差別化や、世界での影響力などそろそろ真剣に考える必要があるかも。内容は理性的に読めるが、タイトルは政権下げ したい感じが見て取れる。
それはそれとして、文明の孤立問題は如何ともし難い。
"そのうえで言えば、G7における日本は、誰が首相でもひとりぼっちになりがちな構造がある。外交における「居場所」の問題だ。日米カナダ以外は欧州だ。欧州首脳は、EUなどの会議で常に顔を合わせている。また、米国は別格であり、カナダは欧州との親和性が高い。今回、インド、豪州、韓国、南アフリカがゲストだったが、このうち韓国以外は英連邦の諸国だ。
日本が「アジアからの唯一の参加国」というステイタスを死守する限り、居場所確保の難しさという構造的な問題が残る。自然な仲間が欲しいなら、G7の拡大に賛成し、インド太平洋や非欧米のグループをつくるしかない。難しい課題だ。"