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首脳会談を前に昨日からタリバンの攻勢が始まりました。
北部のクンドゥス州の主要部分はタリバンの手に落ち、既に州都の一部にもタリバンの支配が及んでいると言う報道もあります。
またクンドゥス州だけでなく、バグラーン州、バルフ州でもタリバンの攻勢が行われ、一連の攻勢で首都カブールと北部5州を結ぶ幹線道路はタリバンに支配され、北部州は首都と分断されたようです。

また北部最大の要衝でバルフ州の州都マザリシャリフがタリバンの支配下にあると言う報道もありますが、これについては今のところ真偽は不明です。
いずれにせよ北部の政府軍は壊滅的な状態にあり、タリバンに対抗して一部の軍閥が挙兵するなど、内乱の一歩手前の状況のようです。

アフガニスタン政府の崩壊は不可避とはいえ、意外と早い時期になる可能性が出てきました。
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この地図は、アフガニスタンを400の行政区に分けた図ですが、今月に入って支配地域数でターリバーンがアフガニスタン政府を上回りました(ターリバーン111:アフガニスタン政府92)。
https://www.longwarjournal.org/mapping-taliban-control-in-afghanistan
 しかも、ターリバーンは首都カブールにつながる幹線道路をほぼ抑えています。その気になればターリバーンはカブールの占領が可能で、米軍の撤退完了と同時に首都を占領するでしょう。
 アフガニスタン政府には、戦闘継続能力だけではなく、行政能力もとうに失われています。米国政府もそれはわかっているはずで、話し合うことがあるとすれば、首都の残っていれば処刑されるであろうアフガニスタン政府関係者を米国に難民として受け入れる手順でしょう。
 ただし、米国がアフガニスタンに全く関与しなくなるわけでもないので、それなりに決めておくことはあります。カブールの国際空港だけはトルコ軍が居残って死守することになっていますが、これもどれだけ維持できるかわかりません。
 ターリバーンは中国と協議を続けており、ターリバーンの首都占領後は、中国が特に経済面で、アフガニスタンで大きな力を持つことになります。ロシアも関与するでしょうが、経済面ではできることが限られています。
 米軍は20年間アフガニスタンを占領して、何の影響力も残せないまま去っていきますが、さすがに何らかのコネクションは残したいでしょうから、模索を続けています。
9月11日に撤退するというのも含めて、共和党政権への当てつけなのか、アフガン戦争をなかったことにしたかったのか知らないが、どうもこのアフガン撤退は筋が良くない気がする。撤退後の治安悪化に対する手当をどうするのか気になる。
911の撤退「セレモニー」を睨んでの動き。
バイデン大統領がアフガニスタンのガニ大統領と、和平プロセスを主導する国家和解高等評議会のアブドラ議長をホワイトハウスに招き、会談すると発表しているそうです。