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それはそうと、松下じゃない方のニュアンスの「経営者目線」。これ、上司になったら僕も言うと思う。というのも僕は管理部門の人間で、営業・技術職ならいざ知らず、管理部門においてはこれ無しにいい仕事はできないと思う。
しかし確かに、経営者目線で考えろ、と言っても受け手には響かない。だって他人の目線にはなれない。
だからせめて「自分の影響の輪を過大視して」と言いたい。分かりやすく言うと「傲慢さ」かな?
自社の株が上がった時、自分の仕事が一大要因だと捉える
自社商品の悪口を聞いた時(開発や製造担当でなくても)
むかつく、仕事で見返そうと思える。
そうなったらきっと経営者目線に凄く近いと思う
私の解釈は、要は会社のパーパス(存在意義・企業理念)を共感し、パーパスにいかに自ら積極的に言動を反映しているかだと思います。どれだけ素晴らしい企業パーパスがあっても、自分の行動が同じように反映できていなければ、その会社でなくても良いわけです。企業理念をしっかり理解し、能動的に行動をしている場合は、「経営者目線で、、」という言葉を発する必要はありません。
上だろうが下の立場だろうが、「誰しもリーダー」だと思います。どの立場にいても、良いインパクトを起こせる。そのために自由に発言でき、様々な立場の意見を聞き尊重できる企業文化が必要ですね。
「経営者目線で考えた結果、お前クビ」
とか言い出したら、ちゃんと解雇整理の4要件とか教えてあげたい。経営者に対して「クビ」なぞ言い始めたら、株主総会で可決しないとダメなんだ、とか教えてあげたい。
ここまでバカなこと考えたら、経営者目線はともかく、会社のこと自由にあれやこれや考えさせて、それに答えてあげるのは大事なことのように思えてきた。
要は自分のポジションより上の立場のなった時にどう判断してどう行動するのか?をいつも考えて欲しい。ということです。