「スマホ銀行」4年で4倍、世界で300社 国内地銀も始動
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またメディアが勝手な定義を作り始めた。なんだスマホ銀行って。ネット銀行とは違うの?スマホをインタフェースに出来るってことなら都銀は既にスマホ銀行?地銀の参画が遅いといいたいのか、何なのか、全く分からない記事。日経でこれか、と呆れる。
注目のコメント
銀行が提供する金融サービス(機能)は主に「資金移転(決済・送金)」と「資金供与(融資)」であり、いずれもその金融サービスが対象とする経済活動に伴う資金需要の時期は現在もしくは近い将来であり、金額も推計が容易であるため、利用者が専門家の助けなく利用しやすいという特徴を持っています。
そのため、もちろんスマホアプリやツールの利用に関するサポートは必要になる可能性はあるものの、金融サービスそのものを利用するための専門家のサポートの必要性は比較的小さいことが一般的です(ex コンビニでコーヒーを買った時のSUICA決済やAmazonで物品を購入した時のクレジットカード決済をイメージして頂ければわかりやすいと思います)。
一方、その他の金融サービスである「資産運用」と「リスク移転(保険)」は、資金需要の時期が遠い将来であり、そのためもあって金額の推計も容易では無いという特徴があります。特に、資産運用商品は利用(契約)の翌日から時価が変動し始めるため、当初契約時のみならず、サービス利用中は継続的に専門家のサポートの必要性が高くならざるを得ません(一方、保険商品は将来必要となる保険金支払額の推計にサポートは必要であるものの、払われる保険金額が固定であることが多く、その保険期間中のサポートの必要性は、前提となる家族構成やライフプランに変更が無い限り、比較的低いという特徴があります)。
この点、スマホ銀行やスマホ証券は、専門家のサポートの必要性が小さい金融機能の提供に集中するか、あまりサポートを必要としない投資経験層には親和性が高いものの、それ以外の投資未経験者層にいかに資産運用サービスを提供するかという点ではハードルは大きく、一般生活者にとっての金融サービスのワンストップ窓口になり得るまでの課題はまだまだ多いと考えています。「スマホ銀行」という概念に意味があるように思えない。
「スマホ」しか顧客インタフェースがない銀行のこと?
「みんな銀行」が今はそうなのだろうが、
それはネット銀行の戦略グループの一つであり、彼らもそのうちWebも顧客インタフェースとして追加する可能性が十分ある。
スマホ銀行的イメージがあるかもしれない「じぶん銀行」は、スマホでもWebでも使える。
また「デジタル銀行」も現時点では必要がない概念だと思う。
サービスが「ネット銀行」と同じ。
それよりも、銀行インフラをもたずに銀行業務を行う
「ネオバンク」(BaaSを使ったサービス)の概念の方が重要。
*海外でネオバンクと言っているので、上記ではそう言いましたが、日本人向けには、「銀行代理業」あるいは「BaaS活用銀行」や「銀行サービス業」というような言い方がいいかもしれない。
日本では、「JALネオバンク」や予定されている「ヤマダ銀行(?)」がそれにあたる。
海外勢では、「Revolut」(日本進出済み)がそれに該当する。
Kyashは、ネオバンクになりたいが、なりえていないサービスだと思う。スマホはあくまでも手段であり、目的は便利になることだと思います。
要すれば、利用者目線のサービスを提供する銀行が増えてきた、という理解です。ただ、便利=収益にはならないのが課題ということではないかと思います。
とはいえ、英国のスターリングバンクなどは黒字化しています。
■【英国】3強が放つ異色のパンチ:サブスクリプション・バンキング
https://www.ncblibrary.com/posts/48675