【GO三浦】データを見る力、読み替える力、再定義する力
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結果を出すための思いやりとは、最終的には「顧客の生活豊かにする」ということであり、妄想を膨らませることに尽きると思います。
打ち出したい商品を日頃の生活に取り入れることで、いかにお客様のライフスタイルが豊かになり、普段と違う楽しい気持ちになるのか? そういう視点で妄想を広げていくと、どういうストーリーでどのように訴求するのが効果的かが見えてくるもの。バルミューダのトースターのようにある意味職人気質プロダクトは、職人らしくマス向けの広告より口コミで広げる。ユニクロのヒートテックのように価格帯が安価の場合は、売上を取るためにはマスの広告が必要。
商品の特性とお客様を想像しながら、どうライフスタイルを豊かに出来るかを妄想を続けると、お客様の期待以上の「思いやり」を感じてくださり、購入からブランドのファンへ繋がりますね。
注目のコメント
実はジャーナリストと分類される人にも、大きく2つのタイプに分けられます。
編集者タイプ...マーケティングの発想を持ち併せている。人によっては、自分で記事という作品を書き上げるよりも、優れたタレントを見つけ、その人が持つ知識やアイデアを世に知られるためのサポート役に徹する
記者タイプ...クリエイターに近い。顧客視点もないわけではないが、どちらかというと、自分の想いドリブンで日々活動している。
私は良くも悪くも完全に後者ですが、本当に自信がやりたいことがあるのなら、それを徹底して追求することは、顧客視点である。
ただ、より広く届くいて欲しいのなら(厳密に言うと、勘頼みで、ヒットに再現性がまったくないので汗)、結果主義根差した思いやりとしてのマーケティング視点で考えるみる、場合によってはそれが得意な人の力を拝借する...
そのように解釈しました。
フリーランスでなくとも、個人も所属している組織の「商品」であるからには、自信をマーケティングするのは大変有意義だと実感した一週間です。
お読みになった方も、ご自身の経験や問題意識をベースに、本記事をわがごと化し、キャリア観の形成に行かせていただければ幸いです。マーケティングは、消費者に「選ばせない」ことが重要ーー。そのために、ブランディングが大事だし、サブスクリプションなどの新しい販売方法も出てきている、と。この「選ばせない」という考え方は新鮮でした。
また、リーダーが会社やプロダクトを成長させる上で「目的」と「目標」を混同してしまうと、組織が疲弊。結果としてプロジェクトはうまくいかなくなるというお話も、ぎくりとしました。
最後に特集をお読みいただきました読者の皆様、ありがとうございました。実は私のファーストキャリアは、博報堂のマーケティング部門です。そこで学んだことが、今のクリエイティブディレクターとしての仕事にめちゃくちゃ役立っています。学問としてのマーケティングではない、現場で磨いた血と汗にまみれた泥臭いマーケティングの思考法が皆さんの役に立てば幸いです。