「賭け」にもならない無謀な日本の水素政策 --- 松田 智
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「水素は電力と同じ二次エネルギーである。石油・石炭などの一次エネルギーから作られる、一種のエネルギー媒体であって、決してエネルギー「源」ではない。何から水素を得るかと言えば、化石燃料(実質的には天然ガス)か、水の電気分解が二大主流である」。
すなわち水素でないと動かないもの以外を動かすためには非効率ということ。自動車程度なら普通に電気で十分ということか。
トヨタの本意はどこに?
注目のコメント
まぁ「水素推し」の立場なんで、言いますけど。
再エネで電気自動車。それで解決する所はしたらいい(ってか、それで解決する分野はそれがいいのは、筆者のいうとおり間違い無かろう)。この著者はクルマ、しかも主に乗用車だけ動けばいいと思っているのだろうか。
エネルギーの時間シフト・位置シフトの問題。ボリューム確保とNIMBYの狭間で発生する、マクロ環境vsミクロ環境の問題。再エネ電気単独で解決できない領域に対する、可能性への布石、というもんだろう。
「布石」という表現。そりゃぁ芽が出ない可能性だってある。けどその布石行為すらを全般否定するなら、それは「基礎学問不要論」みたいな将来的衰退へまっしぐら。