「観光白書」はまだインバウンドの振興にしがみつくのか? - 元官庁エコノミスト
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注目のコメント
「観光政策もどうもインバウンド偏重から脱するのが難しいようですし、もうどうしようもありません。(記事から引用)」
観光白書「第Ⅳ部 令和3年度に講じようとする施策」を見れば、訪日外国人旅行者を前提としている施策が圧倒的に多く、誰が見ても「インバウンド偏重」としか取れないような内容になっているのは確かです。
その一方で、「第5節 更なる観光振興を図るための主要施策」には、休暇改革や持続可能な観光地域づくり、若者をはじめとした海外旅行促進、東北の観光復興など、国内向けの重要な施策も明確に示しています。
どちらにしても、COVID-19が収束しなければほとんどの施策を進めることは出来ません。折角の支援策が絵に描いた餅にならないように祈るばかりです。