なぜ投資するのか。“2歩先”を行くデロイト トーマツのダイバーシティ施策の狙いとは
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D&Iは確かにその威力を目の当たりにしたことがあれば、長らく推進派側にまわれると思います。記事中のUKの方に似てますが、私もアメリカ人の元大学教授という稀なコンサルタント上司との経験を思い出しました。
彼は重要なお客さんミーティングの前にまずプリンターに向かいます。用紙入れを開けて、一枚紙を取り出して、それをひらひらさせながらお客さんに会いに行きます。一見分厚いノートも持ち合わせていないので失礼だなと思いましたが、会議中はその紙を目一杯活用。後日、スキャンしてメールでお客さんにまで送信。ヒートアップしたディスカッション内容もそうですが、アウトプットまで共有されるのでお客さんからしてみると非常に有意義な時間の使い方であったと思うそうです。
色々と真似した部分はありますが、異文化のマインドセットが引き出しを増やしてくれることを学んだ大事な経験となりました。インタビューの最後の方で、
D&Iは投資領域。社内だけじゃなくて社会変革につながらないと意味がないから。
といった主旨のことをおっしゃっていたのが印象的でした。
大久保さんがダイバーシティの重要性に気づいたのは、
実際のビジネスシーンで「ダイバーシティがイノベーションを生む瞬間」を目の当たりにした経験から。男性社会が当たり前で、ダイバーシティに「ピンと来ていきてなかった」という大久保さんだったからこそ、腹落ちしたのではないでしょうか。
女性の働き方や多様な人材を包摂する組織のあり方まで、企業のダイバーシティ戦略に迫る『Beyond Diversity』特集では、あらゆる企業の最先端の取り組みを紹介しています。
なにかのヒントになれば幸いです。男性社会で「ダイバーシティと言われても、ピンと来なかった」
意外なお話から始まった、デロイト トーマツ コンサルティング大久保さんのインタビュー。
その重要性を、リアルに新しいビジネスが創出される中で実感したそうです。
今期からは、施策に「エクイティ(公平性)」を加えて推進していくとのこと。
自社だけでなく、社会全体を変えていかなければならないという本気度に感銘を受けました。
女性の働き方からダイバーシティ&インクルージョンを考える、合同スポンサード特集「Beyond Diversity」。
さまざまな企業が実践しているアプローチが、みなさんの働きやすい組織づくりにつながったら嬉しいです。