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GEデジタルはプロダクトの保守やオペレーションを効率化する領域で先行しましたが、顧客に寄り添って課題を解決する努力を怠ったのではないでしょうか。自社の製品使用を前提としたプラットフォームサービス展開には無理があったと思います。
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ダイヤモンドオンラインにて私の『いまこそ知りたいDX戦略』から
書籍抜粋記事を掲載していただきました。

世界的なメーカーであるGE(米ゼネラルエレクトリック)が、CEO直下DXプロジェクトでも失敗した事例から学べることはたくさんあるので、DX推進したいと考えている人は是非、読んでいただきたいです。
偶然昨夜友人から某外資系ソフトウェアメーカーのDXの依頼が来たんですけど、明らかに失敗する体制だったのでお断りしました。外部からポッと出の人が行って解決出来る程甘く無いと思います。特に営業部門との連携や権限委譲が重要だと思っていたのでこの記事は納得感があります。DXを簡単に考えている人が多過ぎです。サイトやシステム作っただけじゃ何も変わりませんから。運用まで設計してナンボです。日本のシステムは作り逃げみたいなのが多いので、日本の組織はこういうのをやるのには向いて無さそうですね。
物流計画を支援する内製ソフトウェアを北米に紹介しに行ったとき「では、この新しいソフトで『遊んでみて』下さい」とチームメンバーに紹介してもらいました。

新しいものが、いきなり使い物になるなんて少ないと思います。どんなに優れた技術やコンセプトでも、既存の業務に変化とストレスを与えるからです。まず、好きなように「遊んでみて」、ストレスかけずに業務に融合させる方法をみい出す、この様な場が求められるのではないでしょうか。

縁に恵まれて、Predixの技術検証に腰を上げた時の事です。調べると 美しいコンセプトで興味湧いてきましたが、とにかく「遊ばせてくれない」
まず、開発者登録のところで、詳細は忘れましたが、たしか「実在しない企業のメールアドレス」のようなエラーで先に進めなくなり、あれこれ調べはしますが、ただ時間が奪われ、だんだん面倒くさくなり、やめました。

プラットフォームの運用にはコストがかかるので、潜在ユーザーに色々求めたくなるのは理解できます。良質な個人情報やコミュニティ活性化などなど。。

ただ、プラットフォームを活用するには、必ず開発者のモチベーションと賛同が必要です。開発者に、こんな面倒くさいもの使いたくない、と思われるのが重大な損失と定義するのは そんなに間違っていないと思います。

アップルは開発環境が無料。メガクラウドでは太っ腹な無料枠と、低い参入障壁、大勢のエバンジェリスト。Unityのようなゲームエンジンはまず楽しく無料で遊べる。どれも個人レベルの開発者でさえ、容易に参入できます。

任天堂のようなエコシステムを公害から守る羨望のプラットフォームも夢見たくなりますが、汎用性が高いプラットフォームでは、成し得たい事に集中して、余分なコストを開発者に求めない、むしろ「遊んでもらい」楽しく、夢を膨らませ、時間とともにスイッチングコストや忠誠コストで使って貰う、そんな 太っ腹な方針であってほしいと、この記事をみて思い出しました。

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