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FRB、利上げ予想時期23年に前倒し 量的緩和縮小巡る討議示唆

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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    非農業部門の求人件菅が過去最高に高まり人手不足から賃金に上昇圧力が掛かる反面、失業率が高止まりして就業率もコロナ禍前を下回って強いのか弱いのか判断が難しい米国の雇用市場。物価と雇用の二つに責任を負うFRBは、インフレ率の急速な上昇は前年の低迷の反動や経済活動再開に伴うペントアップ需要とコロナ禍の余波による供給制約による一時的なものとみなし、雇用情勢は弱いとの判断を優先して量的緩和の縮小も金利の引き上げにも慎重な態度を貫いて来ました。インフレを懸念して予防的に行うことが多かった過去の金融引き締めが雇用機会を奪い目標である2%を下回る物価上昇率を長くもたらしたという反省もありそうです。
    そうしたなか、資源価格を始めとする広範な物価上昇が起き、RRBが重視するPCE物価指数も数十年ぶりの上昇を示しています。近時経験することが無かったので多くの現役世代の人の記憶には既にないでしょうが、想定外のインフレはデフレ以上に怖いもの。そういう意味では雇用からインフレに軸足を多少移してテーパリングの開始と利上げの前倒しの検討はあって然るべきですが、巨額の財政支出で政府の赤字と借金が嵩むなか、インフレと低金利の組み合わせが今後も続くであろうバイデン政権の財政赤字を持続可能にしているのも確かであるように感じます。いろんな要素が絡む複雑な様相下、FRBの動きは読み難い。消費が伸びず賃金が増えずインフレ率も低いがゆえ緩和的な政策を続けるだろうと読みやすい日銀とは随分違いがありそうです (^^;


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    ピクテジャパン シニア・フェロー 名古屋商科大学大学院 教授

    よそうはうそよ…… 殆どの市場関係者が予想を外し、あとから想定の範囲、としています(自戒の念も込めて) 。が、米国債利回りの急騰を見れば、今回のFOMCがサプライズだったことは明らか。米インフレ率が(瞬間風速とはいえ)5%に達する中では、市場が過度な楽観からの巻き戻しがスタートした日だったと思います。

    現時点では、FOMCメンバーの見通しでも2023年まで2%を超え、住宅などの資産インフレはもっと激しく、23年の利上げはむしろ自然でしょう。このシナリオが変わるとすれば、変異株が猛威をふるいワクチンが無効化すること、政府支援切れで大企業のデフォルトが連発することくらいで、現時点では可能性は高くないと思います。


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    株式会社みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト

    やはりこの6月というタイミングで声明文のコロナ文言を削りましたね。これは7月4日独立記念日に自由に、というバイデン演説の頃から市場で言われていたシナリオでした。しかし、それを本当に実現してしまう米国の底力に感嘆です。ドットプロットの修正はオマケみたいなものだと思います。必然の帰結。


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    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    従来想定よりも利上げ見通し前倒しということですから、とりあえず米国市場は金利上昇株安の反応となりましたね。
    一方で、ドル高円安となりましたので、今のところ日経平均先物はダウほど下げてませんが、下落で始まりそうです。


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