仏、夜間外出禁止令の解除を10日間前倒し 新規感染者数が減少
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加えて屋外でのマスク着用が解除されます。ただし屋内及び公共交通機関でのマスク着用義務は継続します。
今日はVivaTechという大きなテック系の展示会に行ってきたのですが、入場時にはワクチン接種や陰性証明の提示が必須で、展示会場内でもマスク着用やハンドサニタイザーの使用が徹底されていました。
他方で特設ステージでは沢山の聴衆を集めてかけ声と共にダンスをしていたり、極めつけは会場にマスク姿のマクロン大統領が現れたため見事な三密が形成されていたりと、日本人視点ではそれで良いのかフランス人とトホホな気持ちにならないわけでもありません。
心配なのは英国のデルタ株の流行ですね。アルファ株のフランスでの流行は英国と比べ2ヶ月以上遅れました。ワクチン接種の時間を稼ぐためにデルタ株にも同様の時間差を期待したいところですが、国境での動きは制限できても国内の人の動きが冬に比べると格段に活発なので心配です。
現在はバカンス前の駆け込み接種が盛んですが実際にバカンス期に入ると接種の速度がどう変わるのかも未知数です。ICU入院患者1900人で大幅緩和とするフランス。
方や重症者1000人以上で医療逼迫だと慌てふためく日本。
人口は半分も少なく、同じ先進国でありながら何なんでしょうこの医療体制の差は。
緊急時の医療資源配分を国が主導できるように法整備を急いで頂きたいです。
また、平時においても不要な医療提供の削減、救急医療の拡充、かかりつけ医登録制の導入、地域医療格差など、取り組むべく課題は山積しています。
