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中国、原発の燃料棒破損と発表 放射性物質の濃度が上昇

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  • エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    私がコメントした通り燃料棒の破損だったと発表されたようですね。
    https://newspicks.com/news/5934171/

    燃料棒6万本中の5本程度ということ。まあ、実態が発表通りなのかはわかりませんが。

    今回問題となった台山原子力発電所1号機は、アレバ製の1700MW、世界で初めて運転した欧州加圧水型(EPR)で、2018年運開。

    燃料棒は、低濃縮のウラン酸化物を、直径・高さ1cm程度の円柱状に押し固めたペレットを、燃料被覆管という金属製の筒の中に多数閉じ込めて、溶接して密閉させたもの。この原子炉では仏CEZUS社のジルカロイ-4(ジルコニウム合金)製の燃料費被覆管が使われていると考えられる。ジルコニウムは金属の中で最小の中性子吸収断面積をもち、熱中性子を吸収しないので、核分裂反応が効率よく進む。それ以外に、強度、対腐食性なども求められる。日本メーカーは燃料被覆管の製造から2017年に撤退。

    核反応が進むとさまざまな放射性物質が生成するが、今回問題となった気体状の放射性物質は、ペレットの結晶粒中を拡散して気泡となり、ペレット体積を増加させる(ガススエリング)。

    このため、被覆管は外部の冷却水圧力に耐えるだけでなく、反応進行に従って、内部からの圧力にも耐える必要がある。スエリングの影響を軽減させるために、ペレットに鉄・モリブデンを添加してガスを細かくさせたり、ペレット形状を工夫する、寸法を精密に管理する、などの対策がなされている。

    つまり、燃料ペレットの膨張制御がうまくいっていなかったか、被覆管側の強度に問題があったなどの要因により、被覆管が破損し、放射性希ガスが漏洩した、と考えられる。あるいは制御棒側のトラブルも考えられるが、通常は制御棒と燃料棒は直接接触しない。

    田井さんご指摘の通り、世界的にもよくあるトラブルで、発表の通りならば、ここまで世界的に騒ぐことなのか若干疑問。韓国やスウェーデンで原発がお寒いトラブルを起しても、ここまで世界的騒ぎになったことはないですね。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    ここ数日に話題になっていた、中国の香港やシンセンの近くの台山原発についての中国の発表。
    この破損がどれくらい深刻なものか、自分は判断できないものの、情報が開示されてその後大きな話題になっていないことを考えると、深刻ではないのだと思う(大場さんのコメントと併せて…有難う御座います!)。
    そうすると、情報戦文脈で、何がFramatomeが米国にまで書簡を送るに至らせたのかなども気になってくるところ。
    https://newspicks.com/news/5934171


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    TBSテレビ 報道局 総合編集センター長 兼 報道コンテンツ戦略室長

    やはり情報交換まで時間を要していると思います。少なくともメディア報道より前に公開する考えでいて欲しい。


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