たった4分でワクチン接種完了トヨタが作った「豊田市モデル」のすごいやり方
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やってみて評価して改善する。そのこと自体は簡単で誰にでもできることですが、それを繰り返すことが難しいですね。人間の心理的に例えば大きなコードを書いた時に、それに満足しコードを効率化、簡略化する選択肢が気付かぬうちに消えているなんてことがあるそうです。(最少努力の法則?)
他の地区で起きた問題を対岸の火事とせず、どのようにすれば「根本的に起こり得ないか」、実行には何が必要でどうすれば目標を達成できるのか。少なくとも未熟な私では、冷凍庫の製造を1日一個と言われれば、それをどう活かすかに頭を使ってしまいます。時間短縮を実現した上で更に短縮するにはどうするかなど、いつでも「いま」に満足していないことがありありとわかります。
完全な想像になりますが、豊田市モデルに携わる人全てが考えて行動しているような気がします。コンセント問題に対する対策、冷凍庫増産の方法、接種会場の効率化、どれも一形態の指示系統に固執していれば解決どころか問題にすら上がらないように思います。誰が考えて、誰もが思ったことを共有できるからこそ、繰り返して問題認識と解決ができるんじゃないかなぁと思ってます。そして、こういうところに民間の強さが表れているようなきがして、ワクワクしています。
注目のコメント
トヨタはコロナ禍初期から、トヨタ生産方式(TPS)活用による医療機器メーカーの生産性向上への協力を行ってきましたね。今回の豊田市モデルも素晴らしいですね。
滞りのない流れを設計し、カイゼンしている点。
冷凍庫での温度管理が問題になるからと、保冷剤を使用。しかも、ドライアイスだと二酸化炭素を排出し、しかも、1回限りのため、リターナブルなものを開拓した点。
などなど、全体の工程をしっかりと想定し、障害やボトルネックを取り除き、できるだけスムーズで効率的なモデルを設計する。地味に見えますが、とてもクリエイティブですよね。
こういう好事例はいくらでもパクってもらって、水平展開してもらえればいいですね。ベゾスのよく言うこれをおもいだしますね。
”Good intention doesn't work, only mechanism works.”
(善意は働かない、仕組みだけが働く)
誰がやっても上手くいく、集中力が切れていてもミスが起こらない仕組みを考えるかどうかが全てなのだと感じます。
スタッフが倒れたらおしまいなので余ったら自分たちに打ってほしいとは思いますが、スタッフが感染しない仕組みもちゃんと出来てるということかもしれませんね。
”余りが出たら、打つことができたのに。高橋にそう伝えたら「いや、僕らは順番が来るのを待ちます」とのこと”宇美町のやり方も良いが、トヨタ方式もさすが。というか普段から効率化とかを考えている人達はトヨタに限らずあるていどそういう工夫に行き着く。
行政が悪いワケではないが行政機関は効率性とかを考える習慣に乏しい。また組織の多様性にも乏しい。
こういう変則的なオペレーションに強いと思われる人材は、例えば旅行プランを組む人、イベントプランナー、テレビ製作の関係者など。改善に強いのは製造業の設計に関わっている人やファーストフードのマニュアルを作る人など。ワクチンの打ち手が問題だと言われているが実際には仕組みがもっとも大きなポイントだと思う。