米NY州、飲食店などへのコロナ規制解除 ワクチン接種7割に
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これは急に決まった政策ではなく、もともと公言されていたことでした。
ワクチン接種7割というのはあくまで目安であり、7割が2回接種を完了したというわけでもありません。これは、全くもって集団免疫に必要な水準を超えていることを保証する数字ではありません。
このため、「日本でも安全に経済活動を再開できる指標」と理解すると間違いかもしれません。
しかし、ニューヨークの感染流行曲線は、たしかに集団免疫を示唆しているかもしれません。すでにバーも屋内イベントも再開し、マスクが外れ、観光客が押し寄せているにも関わらず、感染者の増加は見られていません。
病院でもコロナウイルスの患者をみることがとても珍しくなりました。このため、来週より院内でもマスクの義務が解除される方向です。
ただ、今後も新たな変異ウイルスなどの影響により感染流行が再び起こる可能性もないわけではないため、今後も脈々とワクチン接種を続けていかなければならないことに変わりはありません。
バーモント州では8割を超えることを知らせる報道も出ました。アメリカの各州の様子が「ワクチンの普及がもたらすのは安全で安心な社会である」ということを示す実例になればと願っています。以前より知事が話されていることが、どんどん実現に向けて動いているという印象です。Broadway も再開は9/14としていますが、7月の独立記念日までに、少しでも停滞してきているワクチン接種を進めたい、という思惑がみえます。
ワクチン接種を強要できない中で、「ワクチンを接種していない人は、引き続き公共の場でマスク着用や対人距離確保が義務付けられる」というのが、暗黙の強要に繋がるのではという心配もあります。NY州の経済再開スピードは、住んでいる日本人にはちょっと怖いほど加速しています。企業は慎重で、7、8割がまだ自宅勤務。
屋外でもマスクを外している人は、半分ぐらい。ただ、小売や駅、電車などでは100%マスク。