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ワクチン接種7割というのはあくまで目安であり、7割が2回接種を完了したというわけでもありません。これは、全くもって集団免疫に必要な水準を超えていることを保証する数字ではありません。
このため、「日本でも安全に経済活動を再開できる指標」と理解すると間違いかもしれません。
しかし、ニューヨークの感染流行曲線は、たしかに集団免疫を示唆しているかもしれません。すでにバーも屋内イベントも再開し、マスクが外れ、観光客が押し寄せているにも関わらず、感染者の増加は見られていません。
病院でもコロナウイルスの患者をみることがとても珍しくなりました。このため、来週より院内でもマスクの義務が解除される方向です。
ただ、今後も新たな変異ウイルスなどの影響により感染流行が再び起こる可能性もないわけではないため、今後も脈々とワクチン接種を続けていかなければならないことに変わりはありません。
バーモント州では8割を超えることを知らせる報道も出ました。アメリカの各州の様子が「ワクチンの普及がもたらすのは安全で安心な社会である」ということを示す実例になればと願っています。
ワクチン接種を強要できない中で、「ワクチンを接種していない人は、引き続き公共の場でマスク着用や対人距離確保が義務付けられる」というのが、暗黙の強要に繋がるのではという心配もあります。
屋外でもマスクを外している人は、半分ぐらい。ただ、小売や駅、電車などでは100%マスク。
カリフォルニアで残る課題は、黒人とヒスパニックのワクチン接種率が、白人とアジア人に比べて明らかに低いことです。以下はロサンゼルス郡の数字です。
アジア人 73.5%
白人 63.8%
ヒスパニック 51.2%
黒人 42.8%
英国は結局下げ止まらないどころか増えており開放どころかロックダウン1ヶ月延長となった。原因はデルタ編異種。これが65%とのことだがアメリカはまだ少ない。これが蔓延する可能性はもはやワクチン7割終わったNYでは心配無用なのか。確かにワクチンの変異種への有効性データもあちこちから検証されている。
杞憂でありワクチンを皆が打ち終わるときがこの感染症との戦争終結の時、となる事を願う。
一方、6月14日までの1週間の東京の人口100万人あたりの一日平均新規陽性者数は27.3人でしたから、今の時点でニューヨーク州と大差ないわけですが、制限を撤廃するなんて話はとてもじゃないけど出て来そうに思えません。どうしてこれほど大きな対応の違いが来るものなのか・・・ (*_*;
率直にあの景色は魅力的に見えました。
経済再開!と言われても流石にはい、そうですか、とマスクを外せる人はそうは多くない。
医療費が高額かつ、健康リスクが高い成人が多いアメリカにおいて、今この瞬間に人が多いところで大っぴらにマスクを外してる人は余程、自分の健康に自信がある人か、単なるウェーイ系のパーティピーポーという理解です。