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良くも悪くもガラパゴスな部分があって、外部の良い取り組みを取り入れられていない部分がある一方で、非常にユニークで貴重な文化が形成されている点が印象的でした。
ここ最近では、前者の部分が大幅に改善され、外部からも多くの方が流入し、コンサル業界では一番の盛り上がりを見せているといっても過言ではないのではないでしょうか。
「血の入れ替え」と表現する方もいますがそれは違う。
血統を重んじながらも、より強いDNAにするための取り組みがなされているということだと感じています。
大きな変革期を迎えているEYは挑戦する人を拒みません。
向こう3~5年を見た時に最も刺激的なキャリアが描けるのはEYだと確信しています。
今回は、楠木建先生に、本来、戦略コンサルに求められる役割について近藤氏、同じくEYパルテノンの小林氏に聞いていただきました。
「私は本来、戦略コンサルタントとは、コンシェルジュのようにクライアントに長期にわたって寄り添い伴走する存在であるべきなのではないかと考えています。
しかし、今の戦略コンサルティングファームは、案件の取り合いばかりで、仁義なき戦いというイメージがあります。」
それは戦略コンサルティングと言う名のサービスメニューのセールスはあっても肝心の経営改革全体をプロデュース出来てクライアントのキーパーソンと信頼関係を築けるプロフェッショナル人財をコアとしたパートナーの自覚と能力が足りないからではないでしょうか。
もっともコンサルティングファームのマネジャークラスになるとチームの売上、利益を考えるとどうしても「自分達チームの出来ることをセールス」しがちになりジレンマを抱えるわけです。
その意味でももはや「戦略コンサルタント」と言う領域的な言い方ではなく「企業主治医」と「テーマスペシャリスト」とに分けて捉える時期に来ていると思います。
立案しかしないのがシンクタンク
だから報酬が全然違う