ブラジル大統領、ファイザーにワクチン前倒し納入要請 購入拒否から一転
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コロナ禍ですっかり世界的に有名になったボウソナロ大統領。
正直なところ、その辺のバルで隣に座ったらそのキレキレな毒舌トークでめちゃめちゃ面白いおっちゃんだと思いますが、行き過ぎた言動、横柄な態度は一国の代表としてあまりにも不相応であることは間違いありません。コロナが起きて今年の年始くらいまでは、そんなボウソナロ大統領もまだ毒舌ぶりが冴えてましたが、ここ最近世論が一気に冷え込んできているのが肌感覚です。
前回の大統領選では長年汚職の温床になっていた左派労働者党への強い反発で、保守派や右派をはじめ反左派がこぞってボウソナロ大統領に流れましたが、要は保守派のボウソナロ大統領支持派ではない層の不満が今回のコロナ対策、及び遅々として進まなかったワクチン接種に不満を抱き大統領不支持派へ方向転換しており、大統領も来年の大統領選を見据えてさすがに世論の言うことも無視できなくなってきたと言うところでしょう。
ここに来てワクチン接種速度も日本を凌ぐんじゃないかと言うくらいの加速度で、つい先月までは年内に打てればいいよねと言っていたのが、私たちの世代(40代前半)はもう今月末から接種が始まることになりました。もちろん州によっても違いはありますが全体的にどの州もギアが一気に3つくらい上がった感じです。まるで2014年W杯の際に、遅々として進まななかったスタジアム建設やインフラ整備を最後の3ヶ月で一気に終わらせてしまった時のスピード感です。まさに火事場の底力。
最初からこのスピードでやってくれれば、、、とまた我々住民はまたしても狐につままれたような感じです。
いずれにしてもこの国のコロナ犠牲者が早く少なくなるように祈るばかりです。
注目のコメント
直接選挙により自分たちが選んだとはいえ、ここまでの反知性主義的人間とは当初は知らなかったであろう国民が不憫。
ー 同大統領は昨年、ファイザーからのワクチン提供の申し出を無視していた。
同大統領は、ワクチンに懐疑的な見方を示し、ロックダウン(都市封鎖)や社会的距離戦略にも反対。効果が実証されていない抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」の利用を推奨している -