アボカドはアメリカ大陸の大型哺乳類が滅びた時に、共に滅びの道を辿るべき植物だった!?「有毒性どころか人類と地球にすら牙を剥く凶悪生命体」
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このTwitter記事にも書き込んだが、基本的にアボカド自体が悪いのではなく、環境負荷も考えずに金儲けに走る事業者が悪いという考え方を定着させるべきだと思います。
チリやペルーなどの場合、ライフラインの整っていない山岳地帯を切り開く農場が多い。当然水を必要とする作物を植えれば、市水への影響を受けるのは当たり前の話。それはアボカドのせいなのか?いや、植える人の問題だろう。
私達のメキシコ農園の場合は、古くからいち早く雨水の貯水再利用システムを導入。これにより市水負担を減らし環境への配慮、バランスを考えて運営をしている。メキシコの全ての農園がそうではない。だが、環境へ配慮をしない農園だけではないのである。数値的には農園によるだろうが、平均的に1/3程度以上に負荷を減らす。こうした努力や配慮を徹底する事業者と、そうでない無作為な運営者が同じ水準で評価されることは、やはり事業者としては納得できない。
そして、日本にはあまり馴染みがないから知られていないが、実は今後南米よりも深刻になのは間違いなくアフリカ大陸なのである。数年前から欧州資本が参入し、ケニア・ナイジェリア・チュニジアや南アフリカといった各地でアボカドの新規就農が加速。その裏にいるのは外国人投資家であるが、すでに土地は水を失い、野生動物が住処を失う実情も確認されている。爆発的に需要が増す欧州はの主要産地を目指すアフリカ。今後問題は確実に深刻化するだろう。
果たしてそれはアボカドのせいなのか?いや、持ち込むやつが悪いだろう。何も対策を取らない拝金主義者が悪いだろう。
すべきことは、そうした事業者とは距離を置き、環境配慮に努める事業者を支持すること。そのためのリテラシー強化が、個人に求められる責任だと思う。