五輪に沈黙するのは「責任逃れ」 英医学誌、WHOなどを批判
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「東京五輪」の話となると、東京、日本のリスクばかりに焦点があたりますが、パンデミックにおいてはリスクを世界で共有しているという視点が大切です。
現在感染者が出ていない地域でも、東京オリンピックを契機とした東京での感染伝播により、選手や関係者の帰国に伴って、病原体が日本国外に持ち出され、その地域に感染を広げることにつながる恐れがあります。東京のリスクは世界のリスクなのです。
オリンピックの参加国は、ワクチンで守られた先進国や日本のように医療資源が充実した国ばかりではありません。医療資源が限られた国では、相対的にリスクは大きくなります。
このように、東京五輪のもたらすリスクおよびその対策は、世界的な視点で議論されるべき問題です。
注目のコメント
記事で書かれているワクチンの問題に加え、日本には感染力が従来より高いさまざまな変異株がすでに水際対策をすり抜けて流入している状態です。ランセットの批判はもっともかと。
一昨日の記事
https://newspicks.com/news/5928236?block=side-news-series
でも書いたように、感染症専門家の中には、東京が変異株の「ミキシング・ベッセル(撹拌槽)」になるのではないか、という懸念もあります。WHOが沈黙しているのは、お金が流れているんですかね。この組織が本来あるべき役割を果たさなくなっているのが、今回のコロナで明らかになってしまいました。残念です。