LVMHが余剰生地を販売するBtoBの新事業 高級テキスタイルを最大7割引で提供
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LVMHが余剰生地を最大70%引きでオンラインで販売している。生地の質感やディテールがわかりやすく示され、デジタルからも生地のクオリティが伝わってくる。BtoBということですが、見ているだけで作りたい服のイマジネーションがどんどんわいてきて困る。笑 「この生地でご希望のデザイン作ります」というサービスを、どこかのアパレル企業がやってくれないでしょうか?
20年前、日本の超有名ブランドでインターンシップしていた頃、やはりデッドストックの布が溢れんばかりにあって「どうしているのか?」と聞いたら「廃棄している」との事だった。
生地自体にクリエイティビティを投入しているから、他社にアイデアや技術を盗まれたく無いのは分かる。でも、学生だった私は「せめて学生の卒業コレクション用に大学と組んで販売するとか手は無いものか?」と考えていました。
LVMHがこのように一手を投じてくれれる事は、ファッション業界のサステナビリティにも大きな影響を与えてくれると期待します。この手法は、シーズンを越して持っている原材料って、割と使い道がないから結構困る。 その在庫処理に困るのだが、それをサスティナブルの流行り言葉に乗って在庫処理をビジネスに転換するところがスゴイな。
LVMHが擁するヴィトンやディオールは良い生地を使っているという先入観。もちろん良い素材が多いのだが、意外とお手頃価格のものも結構ある。割と利益が出るのではないかと思う。