ワクチン職域接種スタート=全日空が先陣、国際線乗務員に
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人と接触が多い業務の場合は、何よりも従事する方本人の健康を守ることが重要で、ウイルスを媒介するリスクも軽減させることから、職場での接種が強く推奨されることになりそうです。
航空会社が接種の場を設定しているとのことですが、「同一の接種会場で2回接種を完了」でき、「最低2000回(1000人×2回接種)程度の接種を行う規模で実施する」ことなど、条件が整えば他のグループでも実施可能です。政府では職域接種の実施者募集について、2021年6月8日から申請受付を開始しています。
職域接種に関するお知らせ(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_shokuiki.html?fbclid=IwAR0fA5B3uAJSoxPB_1j4mD3OCeYhZIXyj9BvvkY47LMH_cUjT1IUYVH5XU8
一方で、政府は「職域接種の強制を否定」しています。政府の見解としては、「新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種については、通常、労働者の自由意思に基づくものであることから、業務として行われるものとは認められず、これを受けることによって健康被害が生じたとしても、労災保険給付の対象とはならない(医療従事者、高齢者施設従事者は例外とする)」としています。
この見解が優先されると、「接種は強く推奨」止まりになり、職域でのワクチン接種に応じなければならない根拠が失われ、職務上不利益が生じる人事取り扱いをしてはいけないことにもなりそうです。これに対しては、「労働災害」のガイドラインを再考する必要があると思います。
新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を受けたことで健康被害が生じた場合の労災補償における取扱いについて (2021年4月30日 厚生労働省熊本労働局)
https://jsite.mhlw.go.jp/kumamoto-roudoukyoku/content/contents/000861057.pdf
ただし、「予防接種健康被害救済制度」によっては、救済されます。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/kenkouhigai_kyusai/田舎に住んでると公平性の名の下に
自治体接種は順番待ちが続くし、
一般的な30代はいつ接種できるんだろうか?
愛媛県の現段階での職域接種決定は愛媛大学、道後の温泉組合、住友化学のみ。
大企業に所属すること自体のメリットはやはり強いなぁ。。