プリンター技術で提携戦略=「人工臓器」視野―セイコーエプソン社長
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注目のコメント
イノベーションの視点として、既存技術の組み合わせは1つの手段になりえますので、社長がインタビューで発言されているように、自社に閉じない開発の視点(オープン・イノベーション)は重要だと思います。その点で、興味深い多角化の方向性だと思います。
ただ、医療用途の製品は他業種から見ると魅力的に見えると思いますが、他業種では問題なく進めていけるプロセスが実は律速段階になっているなど、見えにくいところが多くあるため、この分野の開発の手法としては技術ありきの「テクノロジー・プッシュ」ではなく、医療の課題から技術開発を行う「マーケット・プル」を重視する開発思想が求められるのではないでしょうか。
他技術の革新から、液晶プロジェクターについては、製品ライフサイクル上の衰退期にあたりますのでこれを深追いせず、液晶プロジェクターの経営資源を導入期~成長期にあたる他事業に野心的に投入することが望まれるのではないでしょうか。よくある in vitro 培養用のプリント足場だけでなく、IPS 細胞や特定の機能細胞を混ぜたインクの in vivo プリント (= 麻酔中の患者に直接プリント)というアイデアはあるようなんですが、今のところ、生物学的理解はさておき、ただやってみただけ (もちろん動物で)、という段階のようですねぇ
一昨年コロナ前、うちの学科の製造分野の教員サーチの一環で、この分野の若い方々を数人インタビューさせて頂いたのですが、学科の生物工学系センセイ方からの強い反論があり、採用には至りませんでしたねぇ
ただやってみる、というのもリスクを含めこういう分野の研究にはアリかとも思うんですが (進めるにばモノスゴクお金が要りますが) 、そこがミシガン大の限界なのかなぁ、でもそこが(時々 big mouth だけの方々もいらっしゃる私立のS大、M大とは違う) ミシガンの持ち味だしねぇ、とも思ったりしましたよ
まあ、こういう in vivo bioprinting はまだTRL1-2なので、事業としては 4-5位のin vitro printing (特に腎肝などの比較的 homogenious な臓器) を*長期的*視野にお入れなさるのが良いかと (それでも血管系はタイヘンですが、仮に技術ができても認証が。。。)6/13(SU)🌅
EPSON【プリンター技術、人工臓器視野】とあるがEPSONの概要とは?
“EPSON”
#セイコーエプソン株式会社
(Seiko Epson Corporation)は、長野県諏訪市に本社を置く情報関連機器、精密機器を手掛ける電機メーカーである(登記上の本店は東京都新宿区にある)。略称・ブランドは「エプソン(EPSON)」。
インクジェットプリンターを始めとするプリンターや、プロジェクタ、パソコンといった情報関連機器、水晶振動子(クォーツ)、半導体などの電子デバイス部品の製造、さらに産業用ロボットの製造を行っている。
また子会社ではないものの、セイコーホールディングス株式会社、セイコーインスツル株式会社とともに「セイコーグループ中核3社」の1つとされ、SEIKOブランド、およびORIENTブランドの各腕時計の開発・生産も行っている。
1942年、服部時計店(現在のセイコーホールディングス)の元従業員で諏訪市で時計の小売・修理業を営んでいた山崎久夫により、有限会社大和工業(だいわこうぎょう)として創業。服部家・第二精工舎からの出資を受け、第二精工舎(現在のセイコーインスツル)の協力会社として腕時計の部品製造や組み立てを行っていた。
2003年(平成15年)6月、東京証券取引所市場第一部へ株式を上場した。証券コードは6724。
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