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経産省も指摘しているように、こうした気候変動対策や経済安保、格差是正等の将来の社会・経済課題解決に向けてカギとなる技術分野や戦略的な重要物資、規制・制度等に着目し、政府の関与を拡張する産業政策が世界の潮流になりつつあります。
このため、マクロ経済政策の新たな見方として、成長を促す分野や気候変動対策などへの効果的な財政支出による成長戦略が新たな経済・財政運営のルールとなるべきでしょう。
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まず、半導体のことを議論したり投資する時間があるのなら、ソフトウエアの議論と投資をすべきと思います。それが日本の浮沈を決めているからです。
 半導体の議論は以前から大変混乱しており、今もそうです。
 この記事も、その一部の表面を扱ったに過ぎません。メモリとロジック、設計と製造で事情が大きく異なります。さらに、記事にも指摘されている、これらを支える装置メーカーやARMのようなIPベンダーもあり複雑です。
 まずロジックの半導体では、分業が進み、設計と製造がかなり分かれています。設計ではNVIDIAやQUALCOMMなどに加え、大きな動きになっているのがAppleやGoogleという巨大IT企業です。最近のiPhoneやMacの心臓部はApple製になっています。
 製造では、記事にもあるTSMCやIntel(ただし設計もやっている)が登場します。これらが複雑に相互依存し、一方で競争しあって存在しているのです。
 記事で指摘されている経営の問題が大きいのは確かです。たしかに、工場を誘致すれば何かが変わるという問題ではありません。
 既に、私を含め、過去に世界を牽引していた半導体の技術者のほとんどは、別の分野に移ってしまいました。戻すことはできません。
 そして、半導体は部品であり、部品は時代の変化に振り回されます。ますます変化が早くなる中で舵取りするには、機動的な高速経営と投資が必要です。これは多くの日本企業には向いていませんしリスクも極めて高いです。
 産業としては、手段からより上位目的にコミットする産業に移行することが必要です。加えて、これなしには何もできないソフトウエアやサービスにもっと重点投資することが必要です。
 まだ、日本の産業や投資の議論では、ソフトは簡単に真似できるので、真似しにくく日本の特徴が出るハードで優位化が必要という議論が常に出ます。
 私は両方やったのでわかりますが、本当に真似が難しいのはソフトです。上記のような時代錯誤の議論を、ハードしかやったことのないオジサンたちが20年以上やっているために日本は競争力を失ったのです。
 驚くべきことに、今でも研究開発の国家プロジェクトにおけるソフトウエアに関わる投資は極めて少ないのが実情です。
 繰り返しますが、半導体のことを議論したり投資する時間があるのなら、ソフトウエアの議論と投資をすべきです。
平成日本、失速の研究 日の丸半導体4つの敗因
日経新聞2019/2/17編集委員 西條都夫
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41242510T10C19A2TJC000/

 平成の日本にとって逃した魚の代表は半導体だろう。米ICインサイツによると、1990年に日本勢の世界シェアは49%に達したが、2017年には7%まで落ち込んだ。米ガートナーが毎年発表する世界の半導体上位10社からも18年には日本企業が姿を消した。半導体の重要性は言うまでもないなぜ、これほど重要な領域で日本は敗戦を喫したのか。識者に取材し、4つの敗因をまとめてみた。

①「組織と戦略の不適合」:ベテランアナリストで今は日立製作所の社外取締役を務める山本高稔氏・・・・以前から、若林の経営重心理論で述べている通り

②「経営者の質」問題:元エルピーダメモリ社長の坂本幸雄氏

③「強すぎる自前主義」:アナリスト出身の若林秀樹 東京理科大大学院教授
 ・・・ファブレスの成功要因は、ブロードコムに見られるM&A

④「技術偏重、マーケティング軽視」の弊:ある東芝OBは「2000年ごろから競争のルールが変わった」という・・・これは、まさにその通りだが、それ以前からも


日本の半導体が凋落したのは、ロジック半導体で、ファブレス/ファンドリモデルに遅れたことが最大の要因、これは、経産の報告書にもある。

ゆえに、IDMモデルが中心のメモリやアナログパワー、センサではトップを維持している。

大手の総合電機の中では固有周期が異なり、タイミングよく決定ができない。ゆえに、キオクシアも分かれた。世界では、90年代にそうなった。


そして、ファブレス/ファンドリは、ファブレスではM&Aが鍵、これには、金融のインフラも重要。ファウンドリもユーザーのニーズに答えるオープンイノベーションができるかどうか。

今回の報告書でも、過去の真摯な反省を踏まえている。

経営者はもちろんそうだが、技術と経営の両方が分かる方が少ない。政府も同様。双方、関心すらない。

TSMCは刺激にはなる、70年代も、まず外資誘致から始まった。そこからやり直しだ。70年代にはじめ15年後には勝った。10年は大きい。
日本の半導体企業にとって最大の弱点は、日本に顧客がいないことです。かつての日本企業は半導体を大量に買う人たち(総合電機)がいましたが、総合電機が海外の民生企業に負けてから半導体を買う人が少なくなりました。2011年の半導体購入業者トップテンの中に東芝やソニー、パナソニックが入っていたが、2020年は日本企業はゼロです。半導体企業は総合電機の常に下にいたため、勝手に独立することもできず、総合電機に抑えられてきました。ルネサスやエルピーダを作っても親会社が株式の100%を握り、人事権を支配していました。半導体は、総合電機がダメになったから半導体もダメになったのです。
 海外で成功した企業は韓国を除き、全て半導体専業メーカーです。Qualcomm、Nvidia、AMD、Intel、TSMC....。自分で好きなように戦略を考え実行する。これが海外の半導体メーカー。
 TSMCの顧客にはファブレスが多いのですが、日本にはファブレスはほとんどいません。ファブレスの強みはソフトウエアをインプリする企業です。矢野和男さんが指摘するように半導体チップにソフトウエアをインプリするような時代になっても日本の半導体も総合電機もソフトウエアを重視しませんでした。
 また、TSMCが日本に来てもTSMCの顧客はいませんが、唯一の希望はクルマメーカーです。それでもクルマメーカーは半導体の論理設計、論理合成、配置配線レイアウトなどの半導体設計に興味はありません。誰がクルマメーカーに設計のお手伝いを差し上げるのでしょうか?TSMCは日本で半導体設計者を募集していました。半導体を設計してマスクに落とすまでの設計工程に通じた人も少なくなっています。大日本印刷や凸版印刷のデザインハウスだけではとてもTSMCの顧客をカバーできません。
 日本でファウンドリをやるなら、半導体設計できる会社がたくさんなければ意味がありません。米国は設計がしっかりしているから、製造を強くしようとしていますが、日本は設計が弱いのにどうやって製造が強くできますか?
日本の半導体産業が衰退した背景として、半導体製造装置と比較したうえでの末尾の結論にある経営者というのは90~00年代をみれば同意(あとは日米半導体協定などもあるが)。
一方で、日本にとってもTSMCにとっても、ムダとは全く思わない。まずは産業集積・バリューチェーン。TSMCにとっては、装置・材料含めて前工程でも後工程でも日本企業からの調達は少なくない。拠点があるから人財・研究が必要とされ、バリューチェーンがないよりはるかに国内産業として持続性ができる。そこで競争力が維持・工場出来れば、未来につながる。装置・材料さえも衰退すれば、広義の日本の半導体産業全体として未来が厳しくなる。
TSMCにとっても、台湾ではないところで、水や電気などのインフラが安定していて、また米国ほど遠くなく韓国ではない(Samsungとの技術競争)となると、日本かシンガポールしかないと思う(シンガポールはGFが工場がある)。

<追記>下記の一連のTweetも併せて。
https://twitter.com/tsuchie88/status/1403702541569859587?s=20

40nmノートとか300mmウエハでやるのは強いプリケーションが必要という点で、気になっているのはBoschの最近の工場。ノードは現在130nmで将来65nmという点で古いが、300mmのキャパは結構大きいと思う。ただ投資金額10億ユーロなので設備としては安く抑えられた感じか?(今作ろうとしたら装置調達は中古価格含めて上がっているからもっと行きそう)
https://newspicks.com/news/5917122

にしても半導体だけでなく航空だったり様々な領域でものすごいTweetをされる方(つっちーさん)で、何者なのだろう…<追記終>
昨日、とあるところで議論をしていたのですが、はやり日本はものづくり偏重の傾向が強いと感じます(「だけ」とは言いません)。作った半導体を誰がどう活かすのか、活かせる企業や人材をどう育てるかといった点にも目を向ける必要があります。すでにコメントをされている矢野さんと同じ意見です。

結局、作った半導体にどれだけの「付加価値」をつけることができるか。他と同じものを作っているだけでは「で、どれだけ安くできるの?」となってしまうだけだと思います。逆に、半導体を買いたい日本企業は「で、いくつ買ってくれるの?」という競争で負けてしまいがちというコメントもどこかの記事で述べたことがあります。規模の大きな製品・サービスを作れるのかというのも大事です。

一方で、TSMC誘致で盛り上がっていますが、もともと日本にある半導体企業への投資はどうなっているのか、なぜそれらの企業が相対的に話題にならないのかも気になるところ。
覆水盆に返らず。
もっとソフトウェア設計に人を割いてはという指摘はそうだろう。
半導体やるにしても製造ではなく、デザインのファブレスではないのか?という気はする。

すごい投資金額になるとオールオアナッシングみたいになる。半導体もディスプレイも太陽光もそうだが、特に半導体は設備投資がとてつもない上に難易度も難しい。今のインテルみたいに何年やってもなかなかうまくいかないみたいなことも起こり得る。
だから投資しないのではなく、お金を突っ込むとして、投資すべき分野はどこなのか、という話。
日本の半導体産業が衰退したのは、技術ではありません。
記事では経営としてますが、政治によるものです。

1980年代世界一だった日本の半導体はアメリカによって叩き潰されました。
第一次日米半導体協定によって、日本政府は日本国内のユーザーに対して外国製(実際上は米国製)半導体の活用を奨励することを強いられます。

第二次日米半導体協定では、日本国内で生産する半導体規格をアメリカの規格に合わせることや日本市場でのアメリカ半導体のシェアを20%まで引き上げることを要求されました。

第二次日米半導体協定が満期になる1997年7月には、日本の半導体の勢いは失われており失効となりました。

悲しい歴史です。
いまさら半導体を復活させるモチベーションが日本の技術者にあるでしょうか。
2. 「日本の半導体は挽回不能であり、ここに税金をつぎ込むのは無駄」

衆議院 2021年06月01日 科学技術特別委員会 #04 湯之上隆(参考人 微細加工研究所所長)
https://www.youtube.com/watch?v=iCbyGzxFPWE

1. ほんとそれ。作るものがないのに、製造装置だけ買っても宝の持ち腐れ

「採択論文の国別構成は、米国が35件、韓国が28件、台湾が6件、中国が6件、日本が5件の順となっている。それにしても韓国勢の台頭は特筆に値しよう。」

VLSI Circuitsシンポジウムの応募・採択状況、最多は米国の78件
https://news.mynavi.jp/article/vlsisymposia2021pre-5/
Sasakiさんに同意です (お名前も同じようですし ;))

皆さん記事につられてしまったのかもですが、今回のTSMCの件に関しては、記事のような、半導体産業全般のハナシは (それ故ハード vs ソフト重視のハナシも) あまり関係ないと思いますねぇ。。。

ご参考
https://newspicks.com/news/5669589?ref=user_1506052

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