東芝が13日に臨時取締役会、委員会の候補者見直しを協議=関係者
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会社法は明記されていないが、①株主総会の議案の撤回、②既に通知されと議案の修正は、可能と解されているようだ。
ソフトバンクの株主総会で、再選任を予定していた取締役の急な退任で、議案の撤回・修正がなされたケースがある。
少なくとも、取締役会での決議と株主への周知が必要である。すでに、総会招集通知が発送されおり、事前の議決権行使がなされているので周知の実効性は悩ましい。
総会当日に修正動議を提起する場合は、事前の議決権行使分は、賛成の扱いができない。
つまり、招集通知記載の議案を採決しないとする以外にないかもしれない。
会社法が定める手続違反として、総会決議の取消の訴えがなされるかどうかにかかっている。
注目のコメント
株主総会の予定は6/25、あまり時間がない。6月中にはやりたいでしょう。しかし報告書がもう少し早く出ていれば話は変わったはず。新たな人選(現時点で優秀な候補者を十分数探すのは大変ではないか)、招集通知のやりなおしなど、無駄が多い。本業はゴーイングコンサーンで継続的に進めて欲しいと願うばかり。
中々目が離せない展開になっています。
しかし、こんな短期間で代替候補者が見つかるとは思えません。今、東芝の取締役の任はかなりリスクが高いですし。
とはいえ、株主総会の延期も日程的に無理ですし、もしかして、株主総会の継続会になるのでしょうか?
https://www.dir.co.jp/report/research/law-research/law-others/20200522_021547.pdf
株主総会の継続会とは監査委員会の報告書との食い違いは、あまりに大きいでしょうしね‥
とはいえ、社外取締役云々だけのせいにもできない状況になっていますし、上場の意義について、同社も某省も再考する契機のように感じます。