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メディアや広告や報道が、個人が捉えたり、評価したり、発信する事へと変遷しているという確たる証拠であり、事実であり、社会問題や社会そのものへのメッセージ性あるコンテンツに大衆はますますアテンションを向け、考えるようになっているような気がします。

勇気ある行動とコメントに心から敬意を表し、社会に向けたメッセージの重要性が既存のシステムやOSを変えていけるようになって欲しいです。
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フレイジャーさんのこのビデオが、米国のミレニアルとZ世代を突き動かした。彼女は、裁判で「ジョージ・フロイドに謝り続ける夜が続いている。もっと他のことができなかったか。体を張って、かれの命を救えなかったのかと」証言。今もトラウマに悩まされている。
目の前で何かクリティカルなことが起きたとき、自分は何をするか。多くの人にそう問いかける事件であり、ピュリッツァー賞特別賞だと思います。

50代以上の人しか覚えていないと思いますが、1985年、豊田商事会長刺殺事件が起きました。報道陣が会長宅に集まっている目の前で暴漢2人がガラス窓を破って押し入り、事後には血染めの刃物をカメラに向かってかざす異様な光景に、「なぜ止めなかった」とマスコミに批判が殺到しました。冷静に考えればその通りでも、その場で己の命を賭して動ける人がどれだけいるか……共同通信のカメラマンだった新藤健一さんが「写真のワナ」で書いていました。
ピュリツァー賞は、文学や音楽を含めて全部で21部門があり、毎年、各部門の受賞者が発表されます。
 今回、ジョージ・フロイド氏を撮影した18歳に授与された「特別賞」というのは、Pulitzer Prize Special Citations and Awardsのことでs、これは毎年受賞者がでるわけではありません。長年の功労がある人とか、特別なケースで授与されます。
 今回のピュリツァ―賞は、やはりBLMが米国で(少なくともメディア業界で)どれだけ衝撃が大きかったか、ということが現われています。報道もですが、文学やノンフィクション、歴史書などの部門も、ほぼBLM一色です。
クーリエ・ジャポンの記事から引用します。

証言台に立った18歳の少女は、深く息を吐いてから語り始めた。

「私はジョージ・フロイドを思い出すとき、彼のなかに私の父や兄弟、いとこやおじたちを見ます。私の父も兄弟も、友人たちも黒人です。だからあの日のフロイドは、私の家族の誰かだったかもしれないと思わずにはいられません」

「寝れない夜があります。夜中にジョージ・フロイドに謝り続けています。もっと何かできなかったことを、(警官と彼の間に)止めに入って、彼の命を救うことができなかったことを」

https://courrier.jp/news/archives/240145/

彼女の撮影した動画が世界を動かしました。同時に、撮影した彼女への攻撃も激しく行われました。あまりにも大きな影響を与えた動画でした。

SNS時代は、すべての人がジャーナリストになる時代です。その意味で画期的であり、時代を象徴する受賞だと思います。一方で、みんなが発信できる時代は、みんなが発信する責任を負う時代です。写真報道ではこれまでも「撮る前になぜ助けなかった」という批判があり、永続的な議論が続いています。すべての人が、その議論の当事者になる時代でもあります。
一方で、この賞が彼女に重荷とならなければ…とも思います。相手が公権力の警察官だっただけに、目の前の人を救えただろうか…という自問自答は深く重いものがあります。
誰もが発信できる時代。世界を変えたスマホの映像は、報道する側にとって最高に意義ある賞に値します。
ピュリッツァー賞が発表されています。
ジョージ・フロイドさん事件を告発するきっかけとなった動画を撮影してた18歳のダーネラ・フレイジャーさんに特別賞が贈られたそうです。