【対策】副業・独立でぶつかる「壁」の乗り越え方
コメント
選択しているユーザー
友人にフリーランスが多いのですが、大きなトラブルの話はそれほど伺ったことはありません。
もしかすると、SNS時代の炎上もありでかなり少なくなっているのかもですね。
とはいえ、法律のことは知っておくだけで損しないし得することが多い。
不動産業者への仲介手数料の話もそうですが、基本的には知ってるものが知らないものを騙す構造があります。フリーランスは自由な分、会社員の様に守ってもらえることはないですから、特に気をつけて最低限の知識を持っておく、あるいは税理士などの専門知識を持つ方に助けてもらうなど、守る術も身につけておくのがよさそうですね。
注目のコメント
副業やフリーランスデビューした人が大なり小なり直面する2つの壁の乗り越え方と、業務委託で働くのに必須の法律知識について解説しました。
フリーランス協会が政府に働きかけを続けて作っていただいたフリーランスガイドラインと、フリーランス向けの無料弁護士相談「フリーランス・トラブル110番」の紹介も。
連載の最後に伝えたいメッセージはなんですか?と聞かれて、以下のようにお答えしました。
毎回Pickしてくださる方のコメントが楽しみでしたが、本連載が、目の前の一つ一つの仕事をやらされ仕事ではなく、自分ごととして前向きに取り組むきっかけになっているとしたら嬉しいです。4週間、お付き合い頂きありがとうございました!
———
副業やフリーランスの働き方についてお話ししてきましたが、「自律して働く」ことは、いますべての働く人に求められています。
「自分の人生は豊かで幸せなものだと思えるために、自分はどうありたいのか、どのような働き方や仕事をしたいのか」。
そのありたい姿を実現するために、実力を蓄え、専門性を養い、交渉力を身に付け、信頼を積み重ねて、自分の可能性や選択の幅を広げていくのです。
副業やフリーランスで働くことは、あくまでその自己実現のための1つの手段です。
そのため、副業ワーカーやフリーランスになることが絶対的な解ではありません。副業をやっている人がすごい、偉いということでは決してない。
本業の中でしっかり自分のクレジットを築いたり、会社の看板をフル活用して自分しかできない仕事を蓄積していったりするのも、1つの自律のあり方です。
大切なのは、自分の中に軸を持つことです。
誰とどんな仕事をしたいのか、自分がどのような価値を発揮できるのか、この仕事でどのように成長できるのか、社会にどう貢献していくのか──そのような意識をつねにもって働くことが大切なのだと思っています。「副業は優秀な人ほど一度失敗する」というのが私の持論です。特に、お小遣い稼ぎが主目的の「副業1.0」に対して、自己成長を目的とした「副業2.0」や社会実現を目的とした「副業3.0」は、よくもわるくも線引きがうまくできずに本業とのバランスを崩してしまうリスクをはらみます。
ただ、上記のようなことは、別に副業に限らず、社内でも職務範囲の拡大や複数プロジェクトへの参画で起こりうること。逆に多少は失敗してでも、自分のコントロール範囲を知り、平田さんの言葉でいうところの「自分の軸」を持つことで、大きく飛躍することができますし、また私自身、そういう方々の事例をたくさん見てきました。
「個の時代」と言われて久しいですが、昨今の企業側の意識変化ともあわせて、個人へのパワーシフトが加速していくことは間違いないでしょう。
リスクを適切に把握し、壁も乗り越えて、成功されていく方々がぜひ増えていってほしいと思いますし、私自身としても、個人の生活に直結するインフラ・プラットフォームを提供する立場として、さらに「個をエンパワーメント」していきたいと考えています。すばらしい特集をありがとうございました!副業・フリーランスに関する連載も、今日で最終回。「直面しがちな壁」についてお話しいただきました。「本業とのコンフリクト」という点は、ついやってしまいがち。改めて「線引の重要性」を実感します。